思い入れのある曲はあえて入れない、5曲限定でヘビロテ中! プレイリストから見えてくる「その人らしさ」

はてなブログでは毎週「今週のお題」を出題しています。今回は、2023年6月2日から募集した今週のお題わたしのプレイリスト」に寄せられたエントリーから、週刊はてなブログ編集部がおすすめしたい記事をピックアップして紹介します。
多くの音楽配信サービスでは、好きな曲を集めたプレイリストを手軽に作ることができます。

作ったプレイリストはSNSなどで簡単に共有もできますが……誰かにプレイリストを見せるのって、ブログにも書いていない内面や自分でも気づいていない癖などをさらけ出すような感じがして、ちょっとだけドキドキしませんか? 本棚やキッチンを見せるときに少し緊張するのと似ています。

2023年6月2日から募集した今週のお題わたしのプレイリスト」には、最近よく聴いている曲を紹介するエントリーや、さまざまなシチュエーションに合わせたプレイリストを紹介するエントリーが寄せられました。今回面白かったのは、プレイリストを紹介しているだけなのに、やっぱりどこかしらに「その人らしさ」がにじみ出てしまうところ!

今回は集まったエントリーの中から、特に「その人らしさ」を感じた記事をピックアップしてご紹介します!

「家事用プレイリスト」に思い入れのある曲はあえて入れない

アムノレ(Any Song)ー ZICO

昼の家事の定番~ もうチル+アップテンポの黄金比ではないかとまで思ってしまう。

この曲が何万人の人間の気分を上げてきたことか…….。チルだけど決して掃除の手を止めさせない。

家事と共にある韓国アイドルプレイリスト - ザラメ党

家事をするときに聞くプレイリストとして、K-POPを15曲セレクトしたのは id:donallld さん。

ただ単に好きな曲を集めるのではなく、「すごく思い入れのある曲でエモーショナルになるのも困るし、聞いたことない曲ばかりでいまいちテンションが上がらないのも難であるし」、というふうに家事の効率を考慮して曲を選んでいるところが面白いなと思いました!

私は家事をするときも単純に好きな曲を再生していたのですが、たしかにいつの間にか歌ったり踊ったりして作業が疎かになってしまうことがありました……。id:donallld さんのまねをして、家事をするとき専用のプレイリストを作ってみようかなと思います。

k01t.hatenablog.jp

5曲限定でセレクト! 「ヘビロテ中プレイリスト」

01 美しい鰭(スピッツ)

今年のコナン映画の主題歌。映画自体すごく良かったんですけど、この曲もとても良かった。相乗効果でどっちも良さが高まってます。コナン映画版のMVは泣けました。

1 of 77 - あすくん

朝に聴きたい曲、夜に聴きたい曲など、なんと77個ものプレイリストを作成しているという id:asuku_yo さん。その中から今回紹介したのは、「ヘビロテ中」というプレイリストの内容。

そのときのマイブーム曲を5曲限定で入れているプレイリストで、「新しいのを1曲入れたいと思ったら、すでに入っている曲を1曲削除する、みたいな感じで運用」しているんだとか。

追加する曲数に制限がないはずのプレイリストに、あえて5曲という縛りを加えているところに id:asuku_yo さんらしさを感じました!

5曲という制限があるからこそ、曲を厳選する楽しみがありそうですね! どこかにプレイリストの内容を記録しておいたら、その時に見たエンタメ作品や、心に残った曲などが振り返れて面白そうです。

asuku-jp.hatenablog.com

当時の記憶とセットになった「中学2年生の時に聴いていた曲プレイリスト」

6.羞恥心『羞恥心』

なつかしー。当時流行っていたクイズ番組から出てきた曲。昭和のアイドル感が満載。振り付けも簡単だからよく真似していた。

今週のお題 #1「中2プレイリスト」 - のほほん備忘録

はるち (id:cinema_tea) さんは「私の青春が詰まっている10曲」をテーマにプレイリストを作成。Perfumeや羞恥心など、自身が中学2年生の時によく聴いていたという"青春ソング"を集めました。

Mr.Childrenの『エソラ』について「音楽チャンネルで何度もMVを見たなぁ」、アンジェラ・アキさんの『手紙 ~拝啓、十五の君へ~』について「卒業式で在校生として歌った記憶がある」など、曲の紹介とともに中学生の時の思い出がつづられているのが印象的でした。

昔よく聞いた曲を思い出すだけで、その当時の記憶がよみがえってくるから不思議ですよね。

nohohon-log.hatenablog.jp


今回紹介したのは、2023年6月2日から募集した今週のお題わたしのプレイリスト」に投稿されたエントリーの一部です。

新しい「今週のお題」にもエントリーが続々寄せられています。今週のお題、テーマはなんでしょう? ぜひチェックしてみてください。

オールナイトニッポン55周年記念! 「55時間スペシャル」や「オールナイトニッポンミュージアム」で愛をありったけ語る

毎日さまざまな話題のエントリーが生まれるはてなブログの中から「旬な話題」をピックアップする企画「はてなブログで話題」。今回は55周年を迎えたオールナイトニッポンの特別番組「オールナイトニッポン55時間スペシャル」と、「オールナイトニッポン ミュージアム」をテーマに記事を紹介します。

1967年に放送が開始し、数多くのパーソナリティを輩出してきた「オールナイトニッポン」

そんな「オールナイトニッポン」は、2023年2月に放送開始55周年を記念して、特別番組「オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル(以下:オールナイトニッポン55時間スペシャル)」が放送されたり、「オールナイトニッポンミュージアム」という展示イベントが開催されたりと、大きな盛り上がりを見せました!

はてなブログには、そんな「オールナイトニッポン55時間スペシャル」を聴いて、レギュラー放送の印象深い回やコーナー、ラジオを聞いていた当時の自分を思い出すエントリーや、オールナイトニッポンミュージアムを訪れたというエントリーが数多く投稿されました。

そこで今回は、「オールナイトニッポン55時間スペシャル」や「オールナイトニッポンミュージアム」に関するブログをピックアップしてご紹介します!

オールナイトニッポン55時間スペシャル

放送開始55周年を記念して、2月17日(金)18時から2月19日(日)25時までの55時間、特別番組「オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル」が放送されました。

菅田将暉さん、電気グルーヴ、松山千春さんなどかつてオールナイトニッポンのパーソナリティを務めていた方がこの日限りの復活をしたり、「タモリのオールナイトニッポン」に星野源さんが、「明石家さんまのオールナイトニッポン」に笑福亭鶴瓶さんがゲスト出演したりと、豪華なコラボが話題となりました。

この放送を受けて、番組の感想はもちろん、リアルタイム放送を聴いていた頃の思い出や印象深い回について語るエントリーが多く投稿されました!

55時間の特別番組を「結局全部聴くことにした」!

Image: オールナイトニッポン55時間特番 - 椅子上生活

「オールナイトニッポン55時間スペシャル」放送期間に用事が入っていたため、当初radikoのタイムフリー機能で気になる番組だけを聴くつもりだったという mognao (id:gdno) さん 。しかし用事の合間で「小林克也のオールナイトニッポン」を聴いているうちに「他の時間はどんな感じなんだろう」と気になり出したため、「結局全部聴くことにした」と語ります。

各番組の感想を記したエントリーには、ラジオの良さをかみ締めるようなこんな言葉もつづっています。

ほんと、今はレジェンドというか大御所と呼ばれるような人が多かったけど、テレビで見るよりずっと近く感じられて、ラジオって不思議だね。楽しいね。
ラジオ好きだなぁ。

オールナイトニッポン55時間特番 - 椅子上生活

mognao-blog.com

「ナインティナインのオールナイトニッポン」の忘れられない回を語る

私は中学生の頃一時聴いていて、その後高校・大学と聴いてなかったのだけれど、社会人になって深夜に帰宅することが多くなってまた聴き始めたんだよな。なんだかんだトータルすると20年以上も聴いてる計算になる…。おそろし!

オールナイトニッポン55周年記念 ナインティナインのオールナイトニッポン - GOKROK!!

55時間にも渡る特別番組のトップバッターを務めたのは、オールナイトニッポンの歴代最長キャスターであるナインティナインのお二人でした。

「ナインティナインのオールナイトニッポン」を通算で20年以上も聴いてきたというヘビーリスナーの id:gokrok さん。「オールナイトニッポン55時間スペシャル」の感想と並行して、忘れられないという「岡村さんが頭パッカーンから復帰した2010年12月2日の伝説の回」ついても語ります。

岡村隆史さんが数ヶ月に渡るお休みから番組に復帰したその回で、岡村さんが語る言葉に耳を傾けながら、壮絶だったんだなという思いと、戻ってきてくれてよかったという思い、そして「楽しくて嬉しそうな岡村さんの声に笑いながら聴いていたこと」を今でもありありと思い出せると、当時のことを振り返ります。

gokrok.hatenablog.com

「ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン」は夢のような企画である

週末の昼下がりのまったりとした時間、二人のトークは心に染み入るものだった。声はあんまり変わっていないような気がした。途中で出川哲朗さんとバカリズムさんが加わったのもよかった。

オールナイトニッポン55周年記念「ウッチャンナンチャンのANN」を聴いて - edamameのテレビブログ

id:edamametime さん が今回の「オールナイトニッポン55時間スペシャル」で一番楽しみにしていたのは、高校生の時に夜更かしして聴いていたという「ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン」!

現在ではなかなか二人そろって番組に出る機会が少ないウッチャンナンチャン。そのためこの番組について「本当に夢のような企画である」とつづりました。

途中でゲスト参加した出川哲朗さんとバカリズムさんについても、「こんなにリスナーに寄り添ってくれるゲストっていないんじゃないかなあ・・・」と触れ、「2時間は本当にあっという間に過ぎてしまった」と今回の特別番組の感想を記しました。

edamametime.hatenablog.com

「伊集院光のオールナイトニッポン」でラジオの覇王の力を思い知る!

今回の伊集院光のオールナイトニッポンの1曲目で芳賀ゆいの「星空のパスポート」(奥田民生さん作詞!)のイントロが流れたときは、ちょっとゾワッと鳥肌が立ちました。一気に思春期にタイムスリップ!漠然とした希望や不安が入り乱れたあの頃が蘇りました。

伊集院光のオールナイトニッポンで2回ゾワッとする - output43’s blog

33年ぶりにオールナイトニッポンに帰ってきたということで大きな話題となった「伊集院光のオールナイトニッポン」!

id:output43 さんは、「オールナイトニッポン55時間スペシャル」で放送されたこの番組を聴いて「思春期に戻った!」といいます。

番組内で伊集院光さんとリスナーが作り上げた架空のアイドル「芳賀ゆい」を、「青春の1ページ」だとつづり、当時は実在のアイドルと勘違いして応援していたと振り返ります。

今回の特別番組の最後に、レギュラー放送時「伊集院光のオールナイトニッポン」の次の枠のパーソナリティだったという川村ひかるさんの曲がしれっと流されたところに「シビれた」と語り、伊集院光さんのことを「さすがラジオの覇王!」と称賛しました。

www.output43.net

「福山雅治 魂のラジオ」がラジオの楽しさを教えてくれた

当時部活で少しツラいことがあって、でも行かない選択をしたらもっと居づらくなるから毎日頑張って行ってた時だった。後々その居づらさもなくなって最後まで続けられたけど、ツラい時に一緒に過ごしたラジオだから、魂ラジは特別だ。

福山雅治にオタクにさせられラジオ好きにさせられた話 - ななみのあれこれ

55時間にもわたる特別番組のトリを飾ったのは、福山雅治さん!

id:naginonanami さんは、今回の特別番組で復活した「福山雅治 魂のラジオ」を聴きながら、レギュラー放送を聴いていた当時を思い出して「エモくなってしまった」といいます。

とあるドラマで関心を持った福山雅治さんのラジオ番組が聞きたくて、一生懸命ラジオアンテナを伸ばしたり、アルミホイルを巻いたりと試行錯誤を繰り返していた日々のこと。部活でツラいことがあったときに一緒に過ごしたときのこと。番組最終回はなんだか聴けなかったこと。

数々の思い出を振り返り「ましゃ*1がラジオの楽しさを教えてくれた」と語り、今回の特別番組を聞いて「やっぱりましゃのラジオ好きだな」と思ったと書き表しました。

naginonanami.hatenablog.com

オールナイトニッポンミュージアム

2023年2月10日から28日にかけて、東京・有楽町マルイにて「オールナイトニッポンミュージアム」という期間限定の展示イベントが開催されました。

各年代のジングルが聞けるコーナーや、普段は非公開となっている番組グッズの展示、パーソナリティになりきって写真が取れるフォトブースの設置など、オールナイトニッポンリスナーにとってはたまらないイベントでした。

オールナイトニッポン放送局のニッポン放送本社が会場の近くにあることから、イベント参加後にニッポン放送へ「聖地巡礼」した方も多いようでした。

憧れのアレで記念撮影!

Image: 20230225 - にっき

id:necomusan さんは、オールナイトニッポンパーソナリティ風の写真が撮れるフォトブースで記念撮影をしたといいます。マイクの前で両手を組んだ写真は、月曜第1部パーソナリティのCreepy Nutsや、水曜日オールナイトニッポン0担当パーソナリティの佐久間宣行さんのよう!

id:necomusan さんは、「ほんっとーにオールナイトニッポンのこれやるの夢だったので、しばらく浮き足だってました」とこの日のことを記します。

necomusan.hatenablog.com

オールナイトニッポンツアー敢行!

Image: 放送とフォロワーに出会う旅 第2弾 - ノブユキ今週の収穫

ノブユキ (id:doorknobsmz) さんは、「オールナイトニッポンミュージアム」やニッポン放送本社、そして月曜1部のCreepy Nutsとのコラボメニューを発売しているPRONTOに行くという、オールナイトニッポンツアーを敢行したといいます。

途中で偶然近くにいた知り合いと合流して一緒に展示をまわり、イベントを堪能したとのこと!

doorknobsmz.hatenablog.com


大きな盛り上がりを見せた、「オールナイトニッポン55時間スペシャル」と「オールナイトニッポンミュージアム」。

私も「オールナイトニッポン55時間スペシャル」を聞きながら、自分の送ったメールが読まれるかもしれないとドキドキしながら聴いていたあの夜のことを思い出していました。

本当に多くのリスナーが「論文」を「ありったけ」書けそうなオールナイトニッポン。今後も私たちの夜に寄り添い続けてくれることでしょう。

あなたもお気に入りの番組やパーソナリティについてや、ラジオを聴いて思ったこと、番組のイベントに参加したことなど、ブログに書いてみませんか?

ラジオに関するグループに参加してみませんか?

はてなブログには、ラジオにまつわるグループがあります。グループに参加して、お気に入りのあの番組について語ってみませんか?
hatenablog.com

また、「ラジオ」や「オールナイトニッポン」、番組名などのはてなブログタグをつけて投稿すると、同じ番組のリスナーや、好みの似たラジオ好きブロガーが見つかるかもしれません!
d.hatena.ne.jp
d.hatena.ne.jp

はてなブログで話題になっているモノ・ヒト・コトを募集しています

週刊はてなブログでは、これからも「はてなブログで話題のモノ・ヒト・コト」を紹介していきます。そこで、「実は今はてなブログでこの話題がアツいんです」「こんな記事に背中を押されました」という話題やブログを募集します! リクエストは編集部が読んで、週刊はてなブログで記事にするかもしれません。リクエストフォームからぜひ教えてください!

*1:福山雅治さんの愛称

現場の熱がようやく戻ってきた! 「久しぶりに見たライブ」のレポートを集めました

現場の熱がようやく戻ってきた! 「久しぶりに参戦したライブ」のレポートを集めました

週刊はてなブログを運営する「週刊はてなブログ編集部」と、クライアントのオウンドメディア記事を制作する「はてな編集部」が合同でブログを紹介する連載企画「編集部が気になるブログ」。今回ははてな編集部の飯塚が「久しぶりのライブ」に参加した皆さんのブログを紹介します。

コロナ禍以降、ライブやコンサートの開催中止・延期やオンライン開催への変更などが相次ぎ、音楽ファンにとってはなかなか「現場」に行けない状況が続きました。私自身も、行くはずだったライブが直前で中止になり、運良く取れた整理番号1ケタのチケットを返金処理することになり、涙を飲んだのを今でも鮮明に覚えています……。

しかし2022年になって、徐々にですが、ライブに足を運べる環境が戻ってきつつあるようです。コロナ禍以降中止になっていた大型ライブイベントなどが再開されたほか、10月には政府の方針を受けて業界団体がガイドラインを改訂。以降、会場での「声出し」についても一定の条件下でOKとなるケースが増えてきています。

そこで今回は、はてなブログの記事の中から「久しぶりに◯◯のライブに行った!」という熱のこもったライブレポートをピックアップしました。

コロナ禍以降、ブロガーの皆さんが久しぶりに見たアーティストは、どんなステージを見せてくれたのでしょうか? 5つのブログを紹介します。

新潟県民会館でポルノグラフィティを見たのは10年ぶり

暁ライブに参戦しました【ネタバレ一応注意】
Image: 暁ライブに参戦しました【ネタバレ一応注意】 - 午前五時の殺風景

11月4日の「良い推しの日」に大好きなポルノグラフィティのツアー「18thライヴサーキット“暁”」の新潟公演に参加してきたという表染わかな (id:neomelo0825)さん。この日は有給休暇を取って、ライブ前後の“食倒れ紀行”も含めて1日を満喫したそうです。遠征時など、ライブの前後においしいものを食べたり観光したりするのも、大きな楽しみですよね。

表染さんが新潟県民会館でポルノグラフィティのライブを見るのは、約10年ぶり! まったりとしたMCとは裏腹にパフォーマンスは圧巻で、昭仁さんの歌声は「なんで毎回CDより上手いの?」と、しばらくCD音源が聴けなくなりそうなほどだったそう。観客側も10年分の思いをぶつけるように、鳴り止まない拍手で迎え入れたといいます。

ポルノも一人脱退していて、残った二人もずっと円満にやっているわけではなかったと思うんだ。
それでも頑張って毎回新しいことに挑戦して、活動を止めずに、私たちの前ではずっとキラキラしていて、いつもファン第一の言葉を述べて救ってくれるのって、当たり前じゃない。
しかもそれで昭仁さんが「今後のポルノに不安はない!」と自信を持って言ってくれるなんて、やっぱりどう考えても恵まれ過ぎている。
だからこそ毎公演、深く感謝をして参加しなければなあと思います。

暁ライブに参戦しました【ネタバレ一応注意】 - 午前五時の殺風景

メンバーの脱退を経ても活動を止めずに新しいチャレンジでファンを楽しませてくれる彼らの姿勢に、深い感謝の気持ちを抱いたという表染さん。「改めて、ポルノグラフィティは最高でした!大好き!」と、最高の思い出になったようです。

neomelo0825mystery.hatenablog.com

まだ「伸び代」を感じたエレファントカシマシの野音ライブ

エレファントカシマシ 「日比谷野外大音楽堂 2022」
Image: エレファントカシマシ 「日比谷野外大音楽堂 2022」 - また、あした…

からさわ (id:yumcha_low)さんは、9月25日に開催されたエレファントカシマシ の「日比谷野外大音楽堂 2022」に行きました。エレカシのデビュー30周年以降、野音公演のチケットは入手困難で、からさわさんは2018年以来4年ぶりに参加したといいます。

現地と配信で2度楽しめたという今回のライブ。「良い曲を良い流れで聴かせたい」という意気込みを感じるセットリストで、『東京の空』から『武蔵野』への流れには思わず“涙腺崩壊”してしまったとのこと。

現場のなりゆきで作りあげるLIVEもありですが、ちゃんとLIVEとして編曲しようとした、そんなジタバタ、爪痕を感じた。「良い曲を良い流れで聴かせたい」という意気込みなのではないか?と思えたのです。

エレファントカシマシ 「日比谷野外大音楽堂 2022」 - また、あした…

ソロ活動を経た宮本浩次さんのボーカルは「生まれ変わった感」があり、30年以上活動しているバンドのさらなる「伸び代」を感じる内容だったそうです。古くから活動しているバンドが、年齢を重ねてもなお進化を続け、新しい作品を届けてくれるのは、ファンにとってもこの上なくうれしいもの。客席からは「歓声も掛け声もないのに、最高の熱量」を感じる、素晴らしいライブだったそうです。

yumcha-elekashi.hatenadiary.com

遠かったけど行ってよかった、スピッツのFCライブ

横浜へスピッツを聴きに行ってきた
Image: 横浜へスピッツを聴きに行ってきた - 高等遊民前夜

11月、4年ぶりにスピッツのファンクラブライブに参加したのは、~(id:hazukikose)さん。同居人とともに、愛知からはるばる横浜まで出かけました。

もともとthe pillowsや9mm Parabellum Bulletなどが好きだった同居人は、~さんの的確なセレクトによる「布教」によってすっかり沼にハマってファンクラブ会員になり、今回初めてライブに参加したそう。エントリーではライブ当日会場に着くまでの、ちょっとした旅行のような過程がつづられており、久しぶりの遠征に向けたワクワク感が伝わってきます。

スピッツはいつでも現在進行形で今がピークで、公演に足を運ぶたびに安定感が増している。学生時代から通っているライブに今も足を通えて、学生時代も今もそのように思えるのはハッピーだなと思ったりした。

横浜へスピッツを聴きに行ってきた - 高等遊民前夜

ライブでは~さんにとって「死ぬまでに生演奏を聴いてみたい曲のひとつ」が聴けたそうで、同居人も初めて生で見るスピッツにしきりに感動していたとのこと。「すこし無理したけれど、来てよかった。推しのライブに通えるくらいには稼いでいきたいなと思う」と締めくくりました。良いライブを見ると終わってしまった寂しさもありつつ、「次のライブを楽しみにまた頑張ろう」という気持ちになれますよね。

www.kosehazuki.net

4年ぶりの「MINAMI WHEEL」を満喫

MINAMI WHEEL 2022 Day 1 !!!
Image: MINAMI WHEEL 2022 Day 1 !!! - たなさと

続いては、id:tana-boon さんによる、10月に大阪で開催されたライブショーケースフェスティバル「MINAMI WHEEL」のレポート。コロナの影響や体調不良などがあり、2018年以来4年ぶりの参加となりました。

2021年のライブ配信で存在を知って今回初めて生で見られた「GLASGOW」や「daisansei」、出演決定の知らせからライブ開催までに『エジソン』が一気にバズり、当日は規制がかかるほどの人気だった「水曜日のカンパネラ」、ずっと聴きたいと思っていた 『憧れとレモンサワー』を演奏してくれた「なきごと」など、初日から大満足のラインアップだったそう。

本当に好きなんですこの曲。CD買って初めて聴いたその1回目で泣きそうになったのを覚えている。水上さんが「"深夜2時とハイボール" のイメージが強いと思うんだけど、今日は…」と話しながら鳴らすコードで察した時点で鳥肌が立ち、タイトルコールした瞬間に天を仰ぎました。MVも無いアルバム曲だからいつまでも演る代表曲になっていくか分からないので、ここに来て聴けて本当に良かった。優勝です。

MINAMI WHEEL 2022 Day 1 !!! - たなさと

オムニバス形式のライブは新しいアーティストに出会う大きなきっかけにもなり、生で見るからこそ強く印象に残ることもありますよね。どう回ろうか自分だけのタイムテーブルを組むのも、大きな楽しみの一つ。エントリーでは id:tana-boon さんが見たアーティストのMVなども紹介されているので、気になった曲があればぜひチェックしてみてください。

tana-boon.hatenablog.com

3日目のレポートは、こちらからどうぞ。
tana-boon.hatenablog.com

家族3人で見た、2年半ぶりの米津玄師さん

【感想】米津玄師 2022 TOUR / 変身 神戸公演1日目
Image: 【感想】米津玄師 2022 TOUR / 変身 神戸公演1日目 - 我が日常の裏・表

最後は10月8日、米津玄師さんのツアー「変身」の神戸公演初日にお母さんと妹さんとの3人で参加した、いろはす/芭蕉(id:kubinaga1230)さんのレポートです。米津さんのライブに行くのは2020年2月以来2年半ぶりだったそう。

セットリストは、聴き慣れた音源とはまた違う印象に仕上げられていた『Lemon』、フロアを大きく沸かせたライブ定番必殺チューンの『ゴーゴー幽霊船』、テレビアニメ「チェーンソーマン」のオープニングテーマとして注目を集める『KICK BACK』などなど。新旧織り交ぜた名曲の数々が披露されました。演出の一つ一つから米津さんの立ち振る舞いまで細やかにつづられており、臨場感たっぷりのレポート。米津さんのこだわりが徹底して表現された世界観に、文章を読んでいるだけで引き込まれてしまいます。

「1,2,3」を合図に幾筋もの白のスポットライトがグルグル回る。手拍子に励む者、手を挙げて踊る者、皆それぞれに楽しめるダンスロックに会場は大盛り上がり。ヒトリエでいうところの「踊るマネキン、唄う阿呆」ぐらい我を忘れて踊っていました。横で見ていた妹が、「お前のノリ方だけガチすぎる。」って後でぼやいていました。知ったこっちゃありません。

【感想】米津玄師 2022 TOUR / 変身 神戸公演1日目 - 我が日常の裏・表

「素晴らしい夜でした。チケットを引き当ててくれた母に感謝する外ありません。よりよい会社に入ることが親孝行になることを願って就職戦線に身を投じることにしましょうか」と語るいろはす/芭蕉さん。2023年の全国ツアー「空想」にも、家族で参加したいと考えているそうです。

kubinaga1230.hatenablog.com

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私自身、遠征に行きづらくなってしまった期間に少しでも現地に行った気分を味わおうと、参加した人のライブレポートを見て楽しんでいました。また、自分が行ったライブについて他の人が書いたレポートを読むのも、思い出がよみがえってきて楽しいんですよね。

しっかり感想をまとめてレポートを書くのはもちろん、今回ご紹介したからさわさんのように、終演後に感想をツイートしておき、それをブログにまとめるというのも、後で見返しやすくていいアイデアだなと感じました! みなさんもぜひ、参加したライブの思い出をブログに残してみませんか?

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