レンジの「チン」にも歴史あり。いまでもベルが鳴る電子レンジと、初めて鳴らした人たちの話。そのほかレンジでできるレシピなど

電子レンジといえば「チン」するもの。1980年代末には男性アイドルグループが「レンジでチンするチンチンポテト」と「チン」を連呼するテレビCMまで作られました。

しかし、21世紀も13年半が過ぎたいま、すっかり「ピー」という発振音に押され、「チン」を耳にする機会も減っています。少しさびしい気もしますが、id:banban さんがこんなお役立ち記事を投稿してくれました。

「電子レンジチン」は死語なのか? 今は「電子レンジピー」なのか? メーカーさんに聞いてみたよ。 - おうつしかえ

これでもうどのメーカーのどの機種なら「チン」できるのかが一目瞭然!

さっそく [twitter:@hatenablog] がツイートすると、はてなオフィスで「どちらもプレッソお茶会」を開催してくれた [twitter:@SHARP_JP] さんが、机をバンバン叩きながらこうアピール!

そうなのか! とさすがの目のつけどころに感心していると、同じシャープから電子書籍の話題を中心にツイートする [twitter:@SharpGalapagos] さんがキレイにフォローしてくれました。

【特別企画】シャープ、「誠意と創意」の歴史を辿る 第5回 - ナンバーワンよりオンリーワンを目指す/自転車のベルからひらめいた電子レンジの“チン” - 家電Watch

自転車店をまわり、様々な種類の自転車のベルを購入し、聞き比べることで、ようやく求めていた音色を探し出したという。電子レンジを使うことを「チンする」というが、それはこの時に採用した音がはじまりだった。

それまで東海道新幹線の食堂車など業務用でのみ使われていた電子レンジですが、1960年代なかごろからシャープや松下(現パナソニック)が家庭用を開発。1966年に発売されたシャープ1号機の購入者の声に応えて「チン」というベルが導入されたそうです。

それから50年近く、レンジの「チン」にも歴史がありました。