「どうせまたと思われているだろうけど、今回は本気です」――新しいトピック「宮崎駿監督の引退表明」を公開しました

公開中のアニメ映画「風立ちぬ」を最後に長編映画の製作から引退すると発表されていた宮崎駿監督の引退会見が、9月6日(金)に都内で行われました。会見中に何度も笑顔を見せた宮崎監督は、「僕は何度もやめるといって騒ぎを起こしてきた人間なので、どうせまただろうと思われているでしょうけど、今回は本気です」と語りました。

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「ぼくは自由です」

宮崎監督はその言葉通り、1997年の「もののけ姫」公開、2008年の「崖の上のポニョ」公開時などにも引退宣言をし、そのたびに現役復帰をしてきました。しかし、会見前に報道陣に配布した「公式引退の辞」で「ぼくは自由です」と宣言。会見でもアニメーターとして仕事を続けていくことへの限界について説明しました。

国内のメディアだけでなく、イタリアやフランス、ロシア、中国、韓国など海外からも記者が集まった宮崎監督の引退会見。新しいトピック「宮崎駿監督の引退表明」を公開しました。見たことのある宮崎監督の長編アニメ作品の思い出も交えて、ぜひ感想をお書きください。

宮崎監督は、現時点で短編映画の製作も考えておらず、「文化人にはなりたくない」と言い切りました。今後の具体的な活動について「やりたいことがあるが、やれなかったらみっともないから言いません」と明言しなかったものの、館主を務める三鷹の森ジブリ美術館(東京都三鷹市)での仕事に対し意欲を見せました。

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宮崎駿の雑想ノート

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