2014年末に公開され、話題となっているディズニー/ピクサーのアニメ映画「ベイマックス」。ご覧になった方も多いのではないのでしょうか。
はてなブログでもその完成度の高さや、日本とサンフランシスコをかけ合わせた舞台「サンフランソウキョウ」の町並みの美しさ、日本のアニメカルチャーへの深い愛情が込められていることなどについて投稿が集まっています。
はてなブログ内外から特徴的な記事や、面白い考察がなされている記事などをいくつかピックアップしてご紹介します。
愛されるキャラクター、王道のプロット
id:fujiponさんはベイマックスというキャラクターが、ドラえもんやアンパンマンと重なってみえたというエントリー。
「科学やテクノロジーは、人間を幸せにするためにあるものなのだ」というクリエイターたちの「善意」に包まれていたというエントリーです。
面白かったけれど「喉越し」が良過ぎて引っかからなかったという石橋 (id:baumkuchen)さん。
「広告詐欺」でちょうど良かったんじゃないかという「求めていたもの」との違いについて語られています。
映画を見終わった後にこういうことを語り合うのも醍醐味の1つですよね。
麻草郁(id:screammachine)さんはジョン・ラセターが「職業もの」を得意としていることについて考察。
「ベイマックスはジョン・ラセター初の〇〇映画である」という結論に膝を打つエントリーとなっています。
日本では作れない? 組織の力で作られた名作
日米のアニメ制作の違いについて語られることも多い本作。その完成度の高さに危機感を覚えたというヨッピー(id:yoppymodel)さん。
あらゆるマーケティングや集団で作品を作るという「横綱相撲」に圧倒されたというエントリーです。
はてな匿名ダイアリーでも「ディズニーはチーム全員で短所を埋める方法を見つけてしまった」というエントリーが投稿されています。
このエントリーの主張には賛否両論集まっているようですが、関連する反論エントリーも紹介します。
実際の制作体制の様子がうかがえる記事もあります。KAI-YOUによる、ベイマックスのコンセプトデザインを担当したコヤマシゲトさんのインタビュー記事にもはてなブックマークが集まってます。
PC(political correctness)に配慮された作品だと言う議論も話題となりました。
id:chili_dogさんによるエントリーも、多様性への配慮について述べられています。
原作やコミカライズとの違い。そしてMakersとの共通点とは?
はてな匿名ダイアリーでは、コミカライズ版との違いについて書かれたエントリーが投稿されています。比べることで浮き彫りになる違いとは。コミカライズ版好評発売中です。
ことぶきや(id:kotobuki_ya)さんによる、原作「BIG HERO 6」の紹介エントリーも大変興味深いものとなっています。映画版とまったく異なるベイマックスに注目です。
メレンゲが腐るほど恋したいのメレ子 (id:mereco)さんは、「ベイマックスがMakers映画だった」と感じたことについての記事を公開しています。
「Makersってどんな感じ?」と気になる方も多いのではないでしょうか。最後に kobeni (id:kobeni_08) さんによる「Maker faire Tokyo」レポートを紹介します。
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いかがでしたか? さまざまな意見が飛び交うのも名画の証し。みなさんも見に行かれた際は、ぜひ感想をはてなブログに書いてください。