君は『霊応ゲーム』を知っているか? 芥川賞、直木賞だけじゃない! この夏読みたい海外文学、アメコミをピックアップ

第153回の芥川賞・直木賞が話題となっていますが、そういった賞候補作以外にも、近年、長らく絶版だった名作ミステリ、SFなど注目されている本が数多く刊行されています。今回の週刊はてなブログでは、そういった待望の復刊、そしてアメコミ入門にぴったりな一冊を紹介したエントリーをピックアップしました! ぜひ夏の読書のガイドにしてみてください。

祝復刊! 人気が衰えない傑作『霊応ゲーム』

今年復刊されたものの中でも、特に注目をあつめているのがパトリック・レドモンド『霊応ゲーム』(翻訳:広瀬順弘)。
全寮制パブリックスクールを舞台とした、イギリス発のゴシック・スリラーとして人気が高かった作品です。翻訳ミステリー大賞シンジケート(id:honyakumystery)・♪akiraさんのエントリーを紹介します。

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ユーモアあふれるSF! 泰平ヨンの未来学会議

アリ・フォルマン監督により、『コングレス未来学会議』としてアニメ映画化されたスタニスワフ・レム『泰平ヨンの未来学会議』。
1984年に深見弾翻訳で集英社から刊行。そして2015年に、大野典宏(id:oono_n)さんによる「改訳版」がハヤカワ文庫SFより刊行されています。
先見性に長けたユーモアあふれるこの一作、放克軒博士 (id:funkenstein) さんによる感想エントリーを紹介します。

funkenstein.hatenablog.com

蘇る魔弾!『第三の魔弾』

プラハの異色作家レオ・ペルッツによる幻想歴史小説『第三の魔弾』(翻訳:前川道介)。
長らく絶版となっていましたが、2015年に白水Uブックスから復刊されました!!
国際的に著者の再評価が高まるより早く『第三の魔弾』を翻訳・紹介した前川氏に賛辞を述べているid:puhipuhi さんのエントリーです!

d.hatena.ne.jp

終戦から70年。今読みたい『大日本帝国の興亡』

終戦から70年となる2015年。ジョン・トーランドによるピュリツァー賞受賞作『大日本帝国の興亡』(訳:毎日新聞社)が復刊されています。
膨大な資料、500人以上へのインタビューで日米双方の視点から太平洋戦争を読み解いた本作。電子書籍版も販売されています。
積ん読王(dexter) (id:zocalo) さんのエントリーを紹介します。

thx.hateblo.jp

話題のアメコミキャラクター・デッドプール!

アベンジャーズやジャスティスリーグ、そしてシャザム。アメコミの実写映画化も続々と発表されています。
そんなアメコミの中でも抜群の知名度、人気を誇るキャラクター・デッドプール。来年映画化が予定されています。
みのたき (id:minotaki) さんによる、数あるデッドプールの翻訳物の中でも一推しという『デッドプール:デッド・ヘッド・リデンプション』紹介エントリーです。

minotaki.hatenablog.com

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今年は「ミス・ブロウディの青春」の復刊も控えるなど、注目の海外文学がまだまだあります。また、夏は各社がこぞって文庫フェアを行ったりと、書店もイベントが多い季節です。ぜひ読んだ本の感想や考えたことについて、はてなブログに投稿してください!

短篇ベスト10 (スタニスワフ・レム・コレクション)

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