【感想エントリーまとめ】「YAPC::Hakodate 2024」で、これまでと、これからのことを考える

YAPCはYet Another Perl Conferenceの略で、Perlを軸としたITに関わる全ての人のためのカンファレンスです。 Perlだけにとどまらない技術者たちが、好きな技術の話をし交流するカンファレンスで、技術者であれば誰でも楽しめるお祭りです!

YAPC::Hakodate 2024

2024年10月5日に、北海道函館市の公立はこだて未来大学にて開催されたYAPC::Hakodate 2024。今回も全国各地から参加者が集まり、大盛況のまま閉幕を迎えました。

YAPCといえば、「ブログに書くまでがYAPC」というあの合言葉! 前回に引き続き、カンファレンス終了直後から続々とブログが投稿されています。

今回のYAPCのテーマが「Open the future」だったということもあり、自分のこれまでの経験を振り返りつつ将来を考えているものや、すでに来年のYAPCへの参加表明を行っているものなど、未来について触れるエントリーが多く見られました。

ということで今回はそんな「YAPC::Hakodate 2024」に関するエントリーをピックアップしてご紹介します。

登壇の反響をもらって「もっと情報発信していこう!」とやる気になった

カード発行会社でしか普段知らない、触らない技術は弊社の中でいくつもあるので、どこかで発表したいなという思いがありました。そういった意味ではYAPCのようにテーマ広くプロポーザルを受け付けてくれるイベントはありがたかったです。

YAPC::Hakodate 2024 にて「クレジットカードを製造する技術」というタイトルで登壇してきた - yuta's blog

最初に紹介するのは、今回のYAPC::Hakodate 2024 にて「クレジットカードを製造する技術」というタイトルの登壇を行った yutadayo (id:yutadayo) さん。

自社プロダクトでカード発行事業を行なっている yutadayo さん。今までの知見をどこかで発表したいと思っていたため、夢が叶ってうれしかったとつづります。

今回の登壇を振り返っての感想や、発表後の反響についても記し、エントリーの最後には「予想以上に発表内容に興味持ってくださった方も多かったので、もっと情報発信していこう! というやる気にもなりました」という言葉も残しました。

yuta.hatenablog.com

毎回自分の力不足を痛感するが「来年こそは」

同時にそのような技術力を自分も身に付け、課題解決に積極的に取り組めるエンジニアになりたいという強いモチベーションが湧いてきます。これは多分YAPCに限った話ではないとは思いますがより強くそう思うのがYAPCだなと思います。

【登壇】YAPC::Hakodate 2024の前夜祭で登壇してきた - 地方エンジニアの学習日記

前夜祭にて登壇した 渡部龍一 (id:ryuichi1208) さん。

「YAPCに参加すると、毎回自分の技術力の不足を痛感」するといい、登壇している他のエンジニアと自分を比べて無気力感を感じることもあると素直な気持ちを語ります。

しかしその反面、もっと頑張ろうという強いモチベーションも湧いてくるといい、「来年こそはプロポーザルを通して本編で発表できるような実績を積み上げ挑みたい」と前向きな言葉を書き記しています。

ryuichi1208.hateblo.jp

テックカンファレンスの良さが全てここにあった

テックカンファレンスの良さの全てがここに有りました。

スタッフ、スピーカー、参加者、スポンサー、皆さんのおかげで最高の経験ができました。

YAPC::Hakodate 2024にスタッフ参加してきた - Magnolia Tech

今回のYAPCに、スタッフとして参加した id:magnoliak さん。司会を行いながら「LTの盛り上がりがYAPCだな」と思ったといいます。

「テックカンファレンスの良さの全てが」YAPCにあったと書き、「次回、YAPC::Fukuoka 2025でお会いしましょう!」と来年のYAPCへの参加表明も行いました。

blog.magnolia.tech

学生旅費支援制度で参加!「自分も将来こうなりたい」

世の中年を取ると管理職になってプレイヤーを引退する方も多く見ますが、YAPCでは年をとってもプレイヤーのまま活躍している方も多くいました。
そういった方を間近で見て、自分も可能であればいつまでもプレイヤーとして活躍する大人になりたいなと思いました。

【参加記】YAPC::Hakodate 2024 は最初から最後まで最高に楽しかった - まるすけのブログ

YAPC::Hakodate 2024に、学生旅費支援制度で参加したという id:marurusan さん。

前夜祭ではアンカンファレンスや座談会を聞き「こういう生き方・キャリアもあるんだな」と感じたそう。このような話を聞く機会が意外となかったので「非常に有益だった」と、学生視点でイベントを振り返ります。

今回のカンファレンスに参加している年上の方の背中を見て「自分も将来こうなりたいな」と切実に思ったと記しています。

malsan.hatenablog.com

個人的に“つながり”を感じたテーマ「個人技と工芸と工学」について

ベストスピーカーを受賞した@osyoyuさんの発表はプロファイラ開発という個人技の極地みたいな出発点でありながら、万人に還元できる学びや一般解を展開されており、工芸と工学のミクソロジーとして素晴らしいものでした。

YAPC::Hakodate 2024に参加して、個人技と工芸と工学について考えた - valid,invalid

今回のセッションを聞いて個人的に"つながり"を感じたテーマ「個人技と工芸と工学」について、感想を記すのは id:ohbarye さん。プログラミングやソフトウェア開発の扱いや考え方について、自身の意見を書いています。

このテーマについては懇親会やカンファレンス会場でも何名かと議論したといい、「最近の関心について深掘りするきっかけをもらって、とても刺激的なイベント」だったと感想をつづりました。

ohbarye.hatenablog.jp

函館で登壇の機会をもらえてうれしかった

巻頭言にあるように、コミュニティとはあなたのことなのだと思います。

YAPC::Hakodate 2024で北海道エンジニアコミュニティ座談会に出てきました - 実はhokkai7go

開催地の北海道にゆかりのあるエンジニアたちで実施された「北海道のエンジニアコミュニティ座談会」。

今回そのパネルディスカッションに「北海道出身で北海道を離れたエンジニア」という立ち位置で参加した id:hokkai7go さん。座談会でも扱った『Rubyist Magazine』0028号の巻頭言を再び取り上げながら、コミュニティについての考えを書き残します。

「函館は好きな街なので、このように登壇の機会をもらえてうれしかった」と書き、「今度は家族みんなでゆっくり函館行きたいなと思いました」という言葉でエントリーを締めました。

blog.hokkai7go.jp

もっと読みたい!YAPCに関するブログ

まだまだありますYAPCに関するエントリー! 上記では紹介しきれなかった記事をリストアップしました。

YAPC::Japan 運営ブログ

次回のYAPC::Japan開催情報は、「YAPC::Japan 運営ブログ」をご確認ください!

blog.yapcjapan.org

関連記事

これまでのYAPCまとめ記事は、こちらをチェック!

blog.hatenablog.com

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追記

2024年10月16日(水)17時30分に公開した内容に一部誤りがありました。同日17時40分に当該箇所を修正しました。お詫びして訂正いたします。

By 藤野在紗
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藤野在紗

1991年生まれ! 元気です! ハロプロ・寿司・ラジオやPodCastを聞きながら散歩をすることが好きです!