今回も硬軟さまざまな記事がランクインしましたが、心なしか技術系の記事が目立つようです。できるだけ広く読んでいただきたいので、難易度の高い技術・科学系の記事はふだん避けてしまいがちなのですが、朝晩涼しくなって新しいことを頭に入れるにもいい季節になってきましたし、思い切って読み応えのある理系記事をピックアップしてみました。
- 「(翻訳)英語は私にとって15年にわたって悩みの種です」は、インメモリKVS「Redis」開発者、Salvatore Sanfilippo(@antirez)氏のブログ記事の翻訳。イタリア人である著者が英語中心のITエンジニアリングにおいて、どう苦労し、どう考えたかが赤裸々に語られます。
- 「今回は因果関係があるのに相関関係が見られない4つのケースをまとめてみた(前編:検定力が低い)」では、統計学でいう相関関係と因果関係の複雑な関わりを解説したシリーズの3回目。4ヶ月ぶりの更新です。
- CodeIQで話題となった「
交差点をすばやく数えよう!
」という出題が、なぜ解きたくなるのか、フィニッシュまでの構成がいかに見事かを解説した「CodeIQで結城先生が出題されたCrossingが神がかっていた件」。
- 「JP Morgan Chaseがデリバティブ専用スパコンをFPGAで作った話」は、金融業界がFPGA(プログラム可能なLSI)を超リアルタイムトレーディングで利用している話の続編的なエントリー。リスク計算のバッチ処理が、8時間から4分になったそうです (@_@;)
- データベースにおいて、コンシューマーサービスの細かくて膨大なトラフィックをどう扱うか? を論じたのが「コンシューマサービスの運用に耐えるDB性能設計とは」。
ところで「黒髪ロングはなぜエロいのか?」という記事が、タイトルから想像されるよりはるかに間違いなく「日本文化史」だったのには少々驚きました。それではランキングです。
2013年9月2日(月)〜2013年9月8日(日)
匿名ダイアリー
「彼の頭が良すぎて萎えて別れた
」に対する「
彼女の頭が悪すぎて萎えて別れたのなら
」。そして「
結婚も悪くはないかもよ
」をピックアップしておきます。