はてなブログでは8月18日からの2週間、今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」と題して、写真を添えた「この夏のワンシーン」を募集しました。強烈に夏を感じさせる450ものエントリーを投稿いただき、たいへん盛り上がったフォトコンテストとなりました。ありがとうございました。「はてなブログTシャツ」を差し上げたい3作品が決定いたしましたので、選考にご協力いただいたブロガーさん(※)のコメントとともにご紹介いたします。
※選考方法について 今回はTシャツをプレゼントするフォトコンテストが3回目ということもあり、選考には、これまでにTシャツを手にされている8人のブロガーさんにご協力いただきました(記事末に一覧)。はてなスタッフがピックアップした候補作品をもとに、選考者の票を最も多く集めた3作品を当選作品といたしました。
イルカ躍動する。 - フカクテイキロクボ

名古屋港水族館のイルカ。まさに躍動する瞬間をid:kinchaaanさんの防水タイプ「写ルンです」が捉えました。
このエントリーをピックアップしたブロガーさんのうち、お二人の選考コメントを掲載します。
水族館のイルカショーは季節を問わず開催されているものですが、この写真にはノスタルジックで切ない夏が写っている気がしました。デジカメも発売されていない、カメラは「写ルンです」しか持っていない。そんな数十年前の夏が、頭に浮かびました。
id:lonestartx
1枚目、これが撮れたら満足だろうなぁと思ってしまいました。
フィルムのおかげで、記録というよりも記憶になっている写真かと思います。id:west024
もう8月も終わるし、夏も終わる。 - Hello World...?

夏のさまざまなシーンをまとめて振り返ってくれたのは、id:tako3chさん。
このエントリーをピックアップした方からお二人の選考コメントです。
どこまでも突き抜けた海の青、テーブルに置かれた一輪挿しのひまわり、色とりどりな夏祭りの屋台、華やかな色の浴衣姿。すべて「夏」で形容するにふさわしく、誰が見ても間違いなく夏の写真だと思える素敵な作品たちが揃っています。色彩豊かな作品にグッと心を掴まれました。
id:nozomumiura
青春ぽい花火の写真にはホッコリしました。
id:tokaitoinakanoaida
夏の飛騨高山を歩く ~迫力満点手筒花火~ - 気ままに写真散歩

高山市の豪快な手筒花火。id:ot0rip604さん自身のベストショットはリンク先の記事でどうぞ!
このエントリーをピックアップした方からお二人の選考コメントです。
光のシャワーを浴びる職人さんの勇姿に圧倒されました。まさに男の夏という感じですね。
id:ono-saga
迫力のある手筒花火の写真、圧倒されます。
id:tokaitoinakanoaida
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以上、3名のみなさま、おめでとうございます! はてなブログTシャツ(2016年版、非売品)を差し上げます。追って、送付先およびご希望のサイズを確認するメールをお送りいたします(※在庫によってご希望に沿えないこともあります)。
天の川・北海道・沖縄・岡崎・娘・江の島・むつ・石川・南極・新宿駅
この他たくさんの素敵な写真がありました。選考ブロガーさんがピックアップした10作品を、代表するコメントとともにご紹介します。
選出一覧をみたときに「夏にありがちの天の川の写真だけは選ばないぞ」という気持ちでブログを見ましたが、わたしが選ぶなかでダントツ1位でした。写真が美しいのはもちろん、文章にも興奮が感じられて、都会に住む私が初めて天の川を見たときの心境とまったく同じでした。
id:harutamane
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北海道の美しい夏をさまざまな角度から切り取った、写真集のような記事。
七夕の支笏湖から立ち上る天の川、憧れの美瑛の青い池。明け方から夕暮れまでいくつもの美しい姿を見せる美瑛の風景と、どれもうっとりするような写真ばかり。トドメは樽前ガローの幻想的な写真……。言葉になりません。id:OKP
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2016 沖縄 - 東京星 - tokyo planet -
記事全体から感じる溢れんばかりの夏! 夏! 夏!
その中でも目を引いたのが市場で撮影された写真。赤い魚の鋭い歯。奥から歩いてくるおじさま。さらに奥に見えるのは市場の賑わい。この1枚からさまざまな妄想が膨らみました。id:lonestartx
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あいちトリエンナーレ2016 岡崎会場に行って来た - Sakak's Gadget Blog
旅レポっぽいタイトルなのに、1枚1枚写真に物語を感じられる。
案内役のような少年がとても印象的。id:harutamane
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1歳の娘の目線で切り取る夏の思い出 - karaage. [からあげ]
構図が気に入ったのが、電波系イケメンからあげさんの子供目線写真。
ついつい子供ばかり撮ってしまい、顔のドアップ写真ばかり残りがちですが、子供が見ている対象もしっかり構図に入れてくるところが流石です。これなら見返しても何の写真か思い出しやすいですし、文章でも写真とその被写体への愛が書かれていて、はてなブログらしいエントリーだと思いました。
ベビーカー押したがるのはあるあるですね。これをすかさず撮影した奥様もなかなかの腕前とみました。id:matty0102
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http://mhkj2.hatenablog.com/entry/2016/08/30/200000_1江の島夕景No49 夜へ - mhkj2’s blog
夏の海の夕焼け逆光シルエットは、不思議と心落ち着かせるものがあります。
id:ono-saga
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http://hygeta.hateblo.jp/entry/2016/08/26/1830002016 むつ市花火大会 - 海と空と山
青森の「むつ市花火大会」を、下北半島の最高峰である釜臥山から捉えた見事な写真。鮮やかな夜景をバックに、上空から長時間露光で捉えた花火の非日常感は、肉眼で眺める花火とも違った魅力に溢れています。むつ市の夜景を「アゲハチョウ」と呼ぶことを初めて知りましたが、実際に写真を見て納得!
id:OKP
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【金沢、だけじゃない石川】世界最大級のダンプがある「こまつの杜」へ行って来た - きょーちか旅行ブログ
最もインパクトがあった写真がこちら。
ひまわり写真の投稿がけっこう多かった印象のなかで、一味違うインパクトがあります。
雲ひとつない青い空と黄色のひまわりカラーに夏休みの子供たちという、夏らしい写真だと思いました。id:matty0102
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南極の写真で日本の夏を思う - 世間がもし30人の基地だったら
「インターネットがあって本当に良かった……」と心から思いました。日本にいながらにして、南極の写真。秋の入り口にして、8月12日の真夏の写真。タイムマシンやどこでもドアがあったら……なんていう妄想を広げてしまうほど、幻想的でドリーミーな作品たち。
id:nozomumiura
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1枚の潔さがとてもいいな、と思いました。
テキストによって現状のあれこれを想像し、なんとなく鬱屈した気持ちから転調してパッと気持ちが切り替わる、その引きがねとして機能する強さが充分にあるように感じます。id:west024
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以上の皆さまには、グリーンスターを1つプレゼントいたします。「Myはてな」ページの右側からリンクしている「アイテム受け取り履歴」ページをご確認ください。選考にご協力いただいたid:harutamaneさま、
id:lonestartxさま、
id:matty0102さま、
id:nozomumiuraさま、
id:OKPさま、
id:ono-sagaさま、
id:tokaitoinakanoaidaさま、
id:west024さま(アルファベット順)、ありがとうございました。
また、たくさんの素敵な写真を投稿いただいたブロガーのみなさま、本当にありがとうございました。引き続き、はてなブログの「今週のお題」をよろしくお願いいたします。