はてなブログでは、2週にわたって「読書の秋」というお題で投稿を募集しました。ご好評につき期間を延長した今回の「今週のお題」。読書好きのはてなブロガーから、本への愛がこもった多くのエントリーが寄せられました。今回のふりかえりピックアップでは、その中から10のエントリーを紹介します。
フィクションの世界へ連れて行ってくれる4冊
小学校の図書室で司書をしているというlibook(id:libook)さんは、現実の世界を忘れて夢中になれる本を紹介しています。現実離れした設定ながらも、私たちに哲学的なメッセージを投げ掛けてくるSF作品。秋の夜長にじっくりと楽しんでみたいですね。
秋を題材にした切なくも温かい短編集
haruna(id:booksformams)さんのおすすめは、重松清さんによる短編集『季節風 秋』。収録されている12篇は、「実りながらも散りやすい秋の哀愁と、でもその先に何かがありそうな仄かな希望を胸に灯してくれる物語ばかり」だそう。肌寒くなってきた今日このごろ、読書で温かい気持ちになってみませんか。
寝床で宇宙に思いをはせる
秋の夜に、へーしょ(id:he-sho)さんが勧めるのは『眠れなくなる宇宙のはなし』シリーズです。「読んでいるうちに、自然と頭の中に、僕自身が想像で創造した宇宙が出来上がっていき、それが広がっていく」というこの1冊。寝る前に読むと宇宙が舞台の夢を見ることができるかも。
思わずお腹が鳴ってしまいそう
工藤千明(id:bookcafe)さんは、食べ物が出てくる本についてのエントリーを投稿。料理の描写を中心に「読むだけで幸せになれる」8冊が紹介されています。記事の始めに取り上げられている平松洋子さんのエッセーには、実在するお店が登場するということ。本を片手に訪れてみるのも楽しそうですね。
http://bookcofe.hatenablog.com/entry/2017/09/30/171124bookcofe.hatenablog.com
難解なSFに挑戦
cannakamui(id:cannakamui)さんが「戦う読書になるかもしれない」と言いながらも推すのは、SFの古典的名作だという『ソラリス』。地球外生命体とのコンタクトがテーマのこの作品は、「疲れてぼろぼろになって,知的に打ちのめされて,しかし最後には感動できる読書体験」を与えてくれるそう。腰を据えて読んでみたい1冊です。
不気味な世界観のサスペンス
書店でアルバイトをしていたというめるぼー(id:mystyblue)さんが紹介するのは、雫井脩介さんの『犯罪小説家』。怪しい登場人物が繰り広げる物語に、何回も読んでいるのにもかかわらず「怖さ」を感じるそう。「初見の方のためにネタバレはしない!」というめるぼーさん。エントリーを読んで気になった方はぜひ本を手に取ってみては?
考えさせられる絵本
まなぞう(id:mai1986)さんは、「アンパンマン」シリーズの作者・やなせたかしさんの本を紹介。記事で紹介している2冊は、まなぞうさんにとって「立ち止まって自分の位置を確認出来るような本」だそう。正解がない問いに考えを巡らす秋の夜も良いかもしれませんね。
古本屋で見つけた懐かしの本
夏炉冬扇(id:karotousen58)さんは、古本屋で掘り出し物を発見。1972年に発売された「岩波科学の本」シリーズを読んで、当時の記述から、いろいろなことについて思いをはせています。この記事以外にも「読書の秋」をお題にエントリーを書いている夏炉冬扇さん。70年代に児童書を愛読していた方はぜひご覧ください。
1冊から広がる本の世界
山奈央(id:yamanaonao)さんは、秋の夜長にふさわしい作品として『ムーミン谷の十一月』を挙げています。さらに、1冊の本から連想して、次々と本を読んでいくという読書の楽しみ方も紹介。読みたい本がなかなか見つからないという悩みが解消されるかもしれません。
隙間時間に読み進めたい
makkuroro(id:makkuroro)さんは、「疲れ果てて全然本を読む気にもなれない」という人におすすめの本を紹介。梨木香歩さんの『家守綺譚』は、7ページ前後の物語が集まった短編集で、ちょっとした時間で一つ一つの話を読むことができるそうです。忙しい毎日の隙間に、読書で一息入れてみるのはいかがですか。
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次回のお題は「お弁当」
行楽シーズンに欠かせない!
今週のお題は 「お弁当」 です。
好きなおかず、お弁当作りのコツ、ご当地の駅弁自慢など、「お弁当」にまつわるエントリーをお寄せください。画像の投稿も大歓迎です。皆さまのご応募、お待ちしております。

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