昨年好評だった「はてなブログ大賞」を、2016年も実施します!
「はてなブログ大賞」とは、“はてなブログで活躍している”もしくは“はてなブログをきっかけにWebメディアへの寄稿など活動を広げている”ブロガーさんに、2016年に公開されたはてなブログの記事の中から、「マイベストエントリー」をひとつ選んでもらう企画です。
今年は14人のはてなブロガーが参加! 記憶に残ってる記事、感情を揺さぶられた記事、もっと読んでもらいたい記事。それぞれが思う“推しエントリー”を選出してもらいました。ご協力いただいたブロガーのみなさま、誠にありがとうございました。
加えて企業向けオウンドメディアCMS「はてなブログMedia」をご利用いただいている、「SUUMOタウン」(運営:リクルート住まいカンパニーさま)と「りっすん」(運営:アイデムさま)にもご協力いただきました。
では早速、「はてなブログ大賞2016」の結果を発表します!
(順不同、一部敬称略)
■ そろそろライカを買わないか?(アレモコレモ)
選:ぶち猫さん(id:buchineko_okawari)
美しい写真と、おいしそうな料理の記事が人気を集めているぶち猫さん。選んだのは「物欲」を刺激する記事をたくさん公開し、昨年も「はてなブログ大賞」を受賞したアレモコレモ(id:aremo-koremo)さんのエントリーです。
<ぶち猫さんのコメント>
今はライカがほしいなとぼんやり思っているのですが、そのきっかけもアレモコレモさんのこの記事でした。格調高く壮大な導入から、美しい作例と端正なカメラの画像を横目に語られるライカについてのアレヤコレヤ。過剰な愛にあふれる解説を読むうちにどんどんライカがほしくなる一方で、けむに巻かれたように、一体どのライカを買うべきなのかはわからなくなってしまう。買い物をする前に、目移りしながら選ぶ楽しみを存分に楽しめる素晴らしい記事だと思います。
■ 赤ちゃんはちゃんと分かってた!喋る代わりに「たのしー!」って手足で表現してた娘のまとめ(動画あり)(志乃)
選:つかさちずるさん(tukatukasa)
娘との日常を描く「むすメモ!」のつかさちずるさんが選んだのは、同じく子育てブログを更新している志乃(id:shinoegg)さんの記事です。動画がかわいい!
<つかさちずるさんのコメント>
私も娘が乳児の頃は一方通行のようでつらい瞬間があったのですが、おしゃべりできるようになってから胎内記憶のようなものや赤ちゃんの頃を話してくれて、報われたように感じました。旦那さん視点のエピソードが添えられているのも好きです。
■ 知っていてこだわらない、それがいいソフトウェアエンジニアの条件なんだと僕は思うんだ(a_suenami)
選:まなめさん(id:maname)
はてなブログに移転した「まなめはうす」のまなめさん。自身の職業である「エンジニア」の視点で、id:a_suenami さんの記事を選出してくれました。
<まなめさんのコメント>
多くのブックマークを集めましたが、もう一度読み返して振り返ってほしいエントリーです。
■ セブンイレブンを想いながらファミリーマートに抱かれる(上田啓太)
選:ぱぷりこさん(id:papuriko)
数々の男女との出来事を記事にしたブログ「妖怪男ウォッチ」が、2016年秋に書籍化! そんなぱぷりこさんが気になったのは、行きつけのコンビニへの想いを、男女の関係に例えた「真顔日記」上田啓太(id:premier_amour)さんのヒットエントリーです。
<ぱぷりこさんのコメント>
■ 母ちゃんがプログラミングでプラレールを操作できるようになったとき(mana-cat)
選:からあげさん(id:karaage)
カメラについてや、B級スポットへの訪問記などをつづっているからあげさん。自身も好きな電子工作の視点から、“IT系母ちゃん”ことid:mana-cat さんの「IoTプラレール」記事を選んでくれました。
<からあげさんのコメント>
mana-catさんの作るものは、家族への愛で満ちあふれていて素晴らしいなと思います。私の作るものは、周りの人に「狂気を感じる」と言われるので、mana-catさんの記事を熟読して来年こそ狂気を愛に昇華させたいです。
とりあえず、自動で文章を生成してはてなブログに投稿するbotを作って、1日100記事更新し続けてはてなさんに怒られた件は、はてなさんに対する愛が足りなかったと心から反省しています。
■ 収納を見直してみた(しろ)
選:芦屋こみねさん(id:ashiyakomine)
雑誌の切り抜きにポストカードにカレンダー……。“アイドルグッズ”の収納術についてまとめた、しろ(id:candyknt)さんの記事をおすすめしてくれたのは、ジャニーズをはじめエンターテインメント系のエントリーを書いている芦屋こみねさんです。
<芦屋こみねさんのコメント>
■ ニチアサ8:30からパンチラが消えたのはいつか。(kasumi19732004)
選:骨しゃぶりさん(id:honeshabri)
さまざまなアニメのデータを分析し記事にする骨しゃぶりさんが選んだのは、プリキュアへの思いが詰まったid:kasumi19732004 の“データ分析記事”です。愛しかありません。
<骨しゃぶりさんのコメント>
ともあれ、ニチアサにここまでの熱意と知識のあるkasumi19732004さんには、我々のアニメデータベース「Anilogia」の中身を確認していただきたいと考える次第です。
■ 愛のもたらす具体的な効用(槙野さやか)
選:もぐもぐさん(id:haruna26)
「インターネットもぐもぐ」のもぐもぐさんは、はてなダイアリー時代から多くの読者を魅了してきた槙野さやか(id:kasawo)さんの「傘をひらいて、空を」から、こちらの記事を選んでくれました。
<もぐもぐさんのコメント>
「傘をひらいて、空を」には、影響を受けたなんて言葉では生ぬるくて、救われたことが何度もあって、このエントリーもそのひとつです。「愛はすてきだけど、地球を救わない。というか、たいていのものごとを救わない」。そうその通り、でも違う側面から見たら色も温度も変わるでしょ?……ということを書くのが槙野さやかさんは本当に上手で美しくて、背筋が伸びます。「伝聞と嘘とほんとうの話」というタグラインも大好き。伝聞とうそとほんとうの話、がごちゃまぜだからインターネットが好きなんだよなあ。甘くて冷たい混沌。牛乳と一緒にミキサーにかけて飲みたいくらい好き。
■ 「自分で人生を決めない」ことが、決定的に業界の進化を遅らせているのかもしれない(牛尾剛)
選:kyannyさん(id:a666666)
オンライン学習サービス「Quipper」のエンジニアで、さまざまな技術イベントにも登壇しているkyannyさん。自身の体験と照らし合わせ、ソフトウェア開発の方法を追求している牛尾剛(id:simplearchitect)さんの記事に勇気をもらったそうです。
simplearchitect.hatenablog.com
<kyannyさんのコメント>
私は二十代前半で大きな病気にかかり、人生観が大きく変わりました。塞翁が馬とでもいいましょうか、いつ何があるかわからないのだから、後悔のない人生を送ろうと考えるようになりました。そして、「自分が心からやりたいと思うことをするために、人生をつかおう。不平不満を漏らしながら、価値があると信じられないことをして人生を無駄に過ごすのはやめよう」という結論に至ったのです。奇しくも、牛尾さんご自身が決めたポリシーと全く同じです。世の中に自分と同じことを考えている人がいると知って、勇気づけられました。
■ 夏の暑さを吹き飛ばす!「串カツ田中」でチョコレート?!(sweets5)
選:id:udemerryさん
毎日の昼休憩の様子をブログにつづっているudemerryさんは、「1年365日チョコレートを食べ続けている」というid:sweets5 さんのブログをおすすめしてくれました。串カツにチョコレート……!
<udemerryさんのコメント>
■ 食卓で四季を楽しみたい。国産松茸で六番勝負に挑んでみた(ぶち猫)
選:小林銅蟲さん(id:negineesan)
ブログ「パル」では唯一無二の世界観で読者を圧倒し、マンガ「めしにしましょう」も好評なマンガ家・小林銅蟲さん。そんな小林さんが選んだのは、この大賞の選者にもなっているぶち猫 (id:buchineko_okawari)さんの“やりすぎ”記事です。
buchineko-okawari.hatenablog.com
<小林銅蟲さんのコメント>
■ 私たちは正しくGet Wild出来ていたのだろうか?CITY HUNTER シーズン1全51話を徹底分析 〜Get Wild and Analysis〜(からあげ)
選:フミコフミオさん(id:Delete_All)
人気ブロガー・フミコフミオさんは、先ほど選者として登場したからあげ(id:karaage)さんの渾身のエントリーを選んでくれました。あなたは正しくGet Wildできていますか?
<フミコフミオさんのコメント>
うすうす気が付いていた「シティーハンターのエンディングの真実」という解けない愛のパズルをあえてゲットワイルド&タフなスピリットで解き明かしてくれたこのエントリーを外して2016年のはてなブログは語れないと思います。僕も退社する際は脳内でGet Wildを再生しております。
■ おっぱいが大きかったので会社員を辞めてポールダンサーになった話(まなつ)
選:はせおやさいさん(id:hase0831)、ジュリー下戸さん(id:jurigeko)
日常の出来事や自身の考えをつづっている、はせおやさいさん。かわいいイラストを交え、自身の趣味である歌舞伎観賞について記しているジュリー下戸さん。2人が選んだのは、偶然にもまなつ(id:dokodeneru)さんの同じ記事でした。ジュリー下戸さんからは、イラストも届いています!
<はせおやさいさんのコメント>
<ジュリー下戸さんのコメント>
「いやだ」と思った瞬間、さっと現状を脱ぎ捨てて、自分が活きる場所を選べる人に憧れます。この記事は、本当は他にやりたいことがあるくせに、くさくさしている人(わたし!)に勇気をくれる、気付け薬のようなエントリー。自分にしか分からない理由だって良い、自分自身をちゃんと愛し、自分のための決断ができる人はサイコーにかっこいい! 読後、わたしは職場に退職希望を出しました。だって人生は短いんだもの。Wish me luck!
続いて「SUUMOタウン」と「りっすん」が選んだエントリーを紹介します。
■ 実在の街を舞台にするアニメはいつから増えたのか(カトゆー)
選:SUUMOタウン(id:SUUMO)
ブロガーによる街のエッセイが広く幅広く支持されているSUUMOタウン。選んだのは、“街”と“アニメ”について独自の視点で紹介したカトゆー(id:katoyuu)さんの記事です。カトゆーさんは2015年に引き続き、2回目の受賞です。
<SUUMOタウンのコメント>
街を「アニメの舞台」という視点で取り上げたこのカトゆーさんの記事は、切り口の面白さとデータ量の膨大さという点で、今年特に印象に残った記事でした。SUUMOタウン編集部も、聖地巡礼・舞台訪問したくなるアニメ作品のように、読者の方にその街に住みたいと思ってもらえる記事を公開できるよう、これからも精進していきたいと思います。
■ お母さん、母親、保護者、私。(イシゲスズコ)
選:りっすん(eaidem)
「りっすん」は、「はたらく女性の深呼吸マガジン」というキャッチコピーを掲げ、2016年夏にオープンしたメディアです。女性向けのメディアということで、選んだのもイシゲスズコ(id:suminotiger)さんが「本音」をつづる、この記事でした。
<りっすんのコメント>
静かな言葉ながらも励まされる人が多いだろうなという印象を受けたイシゲスズコさんのブログ。その中から日常の感情が切り取られた記事を選ばせていただきました。
みんながモヤモヤッと抱えている気持ちをきちんと言葉で表現してくれて、それを読んだ人の心がちょっと楽になる。そんな記事をこれからももっと読んでみたいですね。
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以上、「はてなブログ大賞」に入賞した15人のブロガーさまには、レア度5! のブルースターを1つプレゼントいたします。「Myはてな」ページの右側からリンクしている「アイテム受け取り履歴」ページをご確認ください。
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さてはてなブログの「今週のお題」では、「この1年のブログやネットで何が話題だったのか?」を振り返る「私のブログ・ネット大賞2016」を実施中です。
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