1991年に登場したアーケードゲーム「ストリートファイターII」が火付け役となり、現在はe-Sportsの一つとしても広がり続ける『格闘ゲーム(格ゲー)』の世界。観客として盛り上がる人から、自分のペースで楽しむ人、大会で力量を競い合う猛者たちまで、楽しみ方は多様なれど、『格ゲー』に懸けるアツい思いは皆同じ。はてなブログのエントリーを通して、その魅力的な世界をのぞいてみませんか?
『EVO Japan 2020』に参加したはてなブロガーたち
例年ラスベガスで開催され、アメリカ最大級の格闘ゲーム大会と称される EVO (Evolution Championship Series)。梅原大吾選手とジャスティン・ウォン選手の名場面『背水の逆転劇』(2004年)をはじめ、数多くの伝説を生んできた大会でもあります。
その派生大会として、日本で開催されるのが EVO Japan 。国内はもちろん世界中の強豪も集まる、極めて大規模な大会です。
2020年1月24日から26日にかけて、千葉・幕張メッセで開催された EVO Japan 2020 。はてなブログにも多くの参加記が寄せられています。
2018年の EVO Japan の開催がきっかけで、しばらく離れていた格闘ゲームへの興味がよみがえったという、すくみづ(id:daizumi6315)さん。再び格闘ゲームにハマっていく経緯をつづる中で、「本気でイライラしている」自分がうれしかったと語ります。
EVO Japan 2020を見学してきたという、rh(id:rhbiyori)さん。格闘ゲームの祭典とも呼ばれる EVO Japan の空気を堪能して、次は「ただ見学するだけでなく、気軽に参加してみようかな」と思ったそうです。
chromakeybullet.hatenablog.com
こちらは、EVO Japan 2020に選手として出場する傍らスタッフとしても活動したという、クロマキバレット(id:chromakeybullet)さんのエントリー。なかでも「スマッシュブラザーズ SPECIAL」部門は参加者がおよそ3000人にも上る大盛況ぶりだったといいます。
他にもこんな大会が
上で紹介した EVO や EVO Japan はもちろん、他にも数多くの大会が頻繁に開かれ、世界の猛者たちがしのぎを削る『格ゲー』の世界。その一端が垣間見えるエントリーをピックアップしてご紹介します。
ARCREVO WORLD TOUR
2018年9月から2019年11月の約1年間、世界各地で開催された ARCREVO WORLD TOUR。アークシステムワークス主催の格闘ゲーム大会です。紹介するのは、アメリカでの本戦(2019年11月)に参加した、ヤマシタ(id:ymst_p4u)さんの振り返りエントリー。身の回りで起きたとある騒動を書き記しています。
DRAGON BALL FighterZ World Tour 2019/2020
2019年6月から2020年2月にかけて世界各地で行われた、格闘ゲーム『ドラゴンボールファイターズ』の大会ツアー DRAGON BALL FighterZ World Tour 2019/2020。フランス・パリでの本戦に出場した まっど(id:nosferatumad)さんが、それまでの歩みと当日の戦いを振り返ります。
“グラブル”が EVO 2020 に参戦
2020年7月31日〜8月2日の3日間、ラスベガスで開催される EVO 2020。そのメインタイトルの一つに、2020年2月6日発売の格闘ゲーム『グランブルーファンタジー ヴァーサス(通称・GBVS、グラブルVS)』が選出されたことが話題になりました。
『グランブルーファンタジー ヴァーサス』は、人気スマートフォンアプリ『グランブルーファンタジー』の世界が舞台。ファンおなじみのキャラクターたちが戦いを繰り広げる、アークシステムワークス開発の格闘ゲームです。普段から格闘ゲームをプレイする人はもちろん、これをきっかけに新しく格闘ゲームに触れる人も少なくないであろう本作。初心者から熟練者まで幅広い層の話題を呼び、多くのエントリーがはてなブログに寄せられています。
こちらは『グラブルVS』で初めて格闘ゲームに触れる方に向けた、BBBスギ(id:sugi-vs-sp)さんのエントリー。「 好きなキャラをかっこよく動かせるようになるのはめちゃくちゃ楽しいぞ」と語り、丁寧な解説を交えつつ、初心者を格ゲーの世界へと誘います。
ちょもす(id:chomosh)さんは、『グラブルVS』で「今勝つ」ために、そして格闘ゲームを楽しむために自分がどうしているかをブログに記しています。本作を遊ぶにあたって、ちょもすさんが設けた一つのルールは、「修行しない」こと。その意味とは?
普段は3D格闘ゲーム*1をプレイしていて、今回久々に2D格闘ゲームを触ったという、乃中(id:nonakachin)さん。「正直めっちゃ楽しい」と記し、難しいコンボ入力がなくても技を繰り出せる点など、本作の「とっつきやすさ」を評価しています。
もっと読みたいエントリ
他にも、格闘ゲームの世界をのぞくことのできるエントリがたくさん。ここでは、その一部をまとめてご紹介します。
来年もあるから、今更EVOjapan2019を思い出そう。(笑) - ゲーミング属
EVO Japan2020の振り返り(ストV編②) - 格闘ゲームとキャリア
明日イキるために今日を生きろ。『GBヴァーサス』レビュー。 - ホスピタル病院
【ストV】格ゲー初心者講座で挫折した人への講座 - maniesfv’s diary
よう。"""格ゲー"""の攻略は初めてか?力抜けよ - チラ裏
さまざまな格闘ゲームがリリースされ、公式非公式を問わず数多くの大会が世界中で開催されている現在。ますますアツくなる『格ゲー』の世界から、目が離せません。
*1:ここで言う「3D格闘ゲーム」とは、キャラ操作において視点が固定されず、移動の方向に上下左右と奥行きがあるものを指します。反対に「2D格闘ゲーム」とは、視点が真横に固定されていて、移動方向が上下左右のみのものを指します