(受付終了)文学フリマ東京37出店記念! 特別お題「わたしがブログを書く理由」の裏側について語りました【週刊はてなブログスペースふりかえり第3回】

こんにちは。はてなブログ編集部の大藤です! 最近コンビニにお芋系のスイーツが並びはじめ、ダイエット中にもかかわらず、ついつい買ってしまいます。皆さんはコンビニでどんなものを買うことが多いですか?

さて、はてなブログでは、「週刊はてなブログスペース」と題して不定期でX(旧Twitter)でスペースを開催しています。スペースは、Xのアカウントを使って、音声会話をして、ラジオのように配信できる機能です。

このスペースでは、30分から1時間程度、はてなブログ編集部が、はてなブログをより楽しんでいただくため、便利な機能やイベントの情報、おもしろい使い方を紹介しています。

今回は、2023年11月に控える「文学フリマ東京37」への出店を記念した特別お題「わたしがブログを書く理由」について、編集部の大藤とアルバイトメンバーの中村で語りました。特別お題のテーマで記事を書いて応募すると、文学フリマで配布するアンソロジー本「はてなブログの文学フリマ本」に掲載される可能性があります。

特別お題のテーマ選定の裏側や、応募で集まった記事、よくあるNGになってしまう事例などに触れています。文学フリマについてだけでなく、編集部での話題の本についてゆるりと語り、楽しい配信だったのですが、なんと録音に失敗しておりました(泣)。当日の空気感を記事で伝えられればと思いますので、ぜひ最後までお読みください!

大藤:

今回は、週刊はてなブログ編集部のアルバイト、中村くんが来てくれています!

中村:

こんにちは〜。週刊はてなブログ編集部の中村です!

大藤:

中村くんは、編集部の中で最年少なのですが、約10年前にサービスを終了したコミュニティサイト「うごメモはてな」時代からはてなを使ってくれている超古参ユーザーでもあります。今回初めてスペースに出ていただくということで、自己紹介をお願いします!

中村:

はじめまして! 週刊はてなブログ編集部の中村です。はてなブログを読むのも書くのも大好きで、2年ほど前からはてなブログ編集部としてアルバイトしています。

はてなブログを始めたのは、中学1年生のころからで、かれこれ10年間はてなブログを利用しています。初めて触れたはてなのサービスは「うごメモはてな」なので、人生の半分くらいははてなを使っていることになりますね。

普段は、はてなブログサービストップの「きょうのはてなブログ」で紹介するブログをピックアップしたり、週刊はてなブログの特集記事を書いたりすることを担当しています!

大藤:

人生の半分はてなを使っているって、改めて、すごい! 週刊はてなブログ編集部のメンバーは、中村くんも含め、入社前からはてなブログユーザーだった人ばかりだから、とにかくはてなブログ愛があふれていますね!

文学フリマ東京37出店記念! 特別お題「わたしがブログを書く理由」、その裏側は?

大藤:

さて、今回は「文学フリマ東京37出店⭐️今回も本を作ります!募集する記事のテーマとその背景をゆるゆる語ります」ということで、文学フリマ東京37出店記念で出した特別お題「わたしがブログを書く理由」の裏側について話していこうと思っています。

▼文学フリマ東京37出店や、特別お題「わたしがブログを書く理由」について詳細はこちらをお読みください!
blog.hatenablog.com

大藤:

今回のテーマが、「わたしがブログを書く理由」となったきっかけが、中村くんが書いてくれた記事なんです。

この記事を書いた経緯、皆さんの記事の魅力について改めて中村くんに聞いていきます! ということで、まずはきっかけから教えてください!

中村:

はい!

はてなブログのトップページでご紹介する記事の中でも、「書くこと」がテーマになっている記事って、肌感覚ではあるのですが、よく読まれている印象があるんですよね。

これまで週刊はてなブログでは、執筆ツールに関する特集や、星海社から出版されている『ライティングの哲学』という書籍の特集のような、書くことに関する記事は普段より反響を呼びました。

こうした経験を踏まえると、ブログを書いている人にとって「書くこと」というのはとても関心のあるトピックだと感じたのが「なぜ書くのか」というテーマで記事を書こうと思ったきっかけです。

大藤:

確かに確かに。どんなジャンルであれ、ブログを書くというアウトプットを選んでいるのだから、みんな「書くこと」自体の関心は高そうだよね。

中村:

そうですね。さらにいうと、特集で紹介したような「書くこと」について書かれている記事って、どれもノリノリな文章というか、みなさんめっちゃ筆が乗ってるんですよ。それが本当に読んでいて楽しいんですよね。

同じ「書くこと」「なぜ書くのか」というテーマでも、ブロガーさんごとにその理由とか動機って全然違って、読む人によって共感できるところもあれば、新鮮に感じられるような視点もあると思うんですけど、それをぜひ楽しんで読んでもらいたいと思いながら記事の制作を進めました

また、こうした「書くこと」についての記事って見つけにくいな、と感じたことも、特集を組んだ理由です。映画やドラマの感想や、料理・旅行などのトピックははてなブログのグループやタグといった機能から探しやすいのですが、「書くこと」にフォーカスした記事はなかなか見つけにくいんですよね。それこそ、普段から購読しているブログを読み続けていないと見つけられないというか。ちょっとおこがましいんですけど、日々大量のブログ記事を読んでいる、週刊はてなブログ編集部でしかできない特集なのかなとも考えていました

大藤:

ジャンルの垣根を越えて語れる話題だからこそ、人の手じゃないと特集が作れない感じがしますね! これからも「週刊はてなブログ編集部でしかできない特集」をやっていきたいです!

▼今回の文学フリマ特別お題「わたしがブログを書く理由」のきっかけとなった週刊はてなブログの記事はこちらです!
blog.hatenablog.com

「はてなブログの文学フリマ本」への応募、集まっています!

大藤:

「はてなブログの文学フリマ本」に掲載する記事の応募ですが、応募期間も折り返しとなり、続々と集まってきています! すでに前回を超える応募数が集まっていて、盛り上がりを感じます。

中村:

前回超え! すごい!

大藤:

記事は、応募フォームを使用して募集しているのですが、フォームの入力でよくあるNG事例として、URLの入力欄にカスタムURLだけを記入する、ということが見受けられまして

中村:

URLは、最初から最後まで全部入力をお願いいたします!

大藤:

また、記事のタイトルがお題そのまま「わたしがブログを書く理由」という方がとても多いのですが、記事のテーマが「わたしがブログを書く理由」に沿っていれば、タイトルなどは自由に書いていただいて大丈夫です。本になった時、お題そのままのタイトルよりも、ご自身らしいタイトルの方が読んでもらいやすいのかなあ、と思いますので、ぜひ記事に合ったタイトルを考えてみてください!

中村:

確かに! 記事をピックアップしている時も、タイトルが個性的だと目に留まりやすいですね!

【おまけ】最近何読んでる? ゆるっと雑談

中村:

奥野克巳さん著『はじめての人類学』(講談社現代新書)、読んでます!

大藤:

お! いいね。『はじめての人類学』、私が先週おすすめしたばかりなのにすぐ読んでくれている! めちゃくちゃ面白いよね。

中村:

この本では4人の文化人類学者が出てくるんですけど、その中にマリノフスキという人がいて。その人は研究でフィールドワークしている時に、日記を書いていて、本の中で日記を書くのって大事だよと言っていたことが紹介されていました(p. 52)。

大藤:

マリノフスキの日記の話は面白いよね。公に発表される論考って、科学的で客観的な視点で書かなきゃいけないから、どうしても主観的な視点は抜け落ちちゃう。でもフィールドワークってそこに住んで、そこの社会や文化に限りなく没入することでもあるから、読者としては、主観的な感覚についても知りたいもんね。そういう主流としてみられる研究実績を、傍流である日記が埋めているっていう構造もいい。ブログもそうやって使って欲しい(笑)。

中村:

本当に! ぜひ傍流としてのブログを書いて欲しいですね!

大藤:

編集部では、よく最近読んだ本の話をするよね。中村くんは本を薦めるとすぐにちゃんと読んでくれるからそれがすごくうれしいです。

中村:

夏のはじめに紹介されたミシェル・ウエルベックの『滅ぼす』(河出書房新社)も読みました! めちゃくちゃ最高でした。

大藤:

あの本も分厚いのにすぐに読んでいて、若さってすげ〜って感じました。ウエルベック、本当にいいよね。大好きです。


今回は、編集部の大藤と中村が、文学フリマ東京37出店記念の特別お題「わたしがブログを書く理由」の裏側について語りました! 最後まで読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました!

今後も、インターネットがよりよく使われるよう、Xのスペースやこの週刊はてなブログを通して、はてなブログから積極的にメッセージを出したり、ガイドラインの整備などを続けたりしていく予定です!

引き続き、はてなブログをよろしくお願いいたします。

By 大藤由緒
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大藤由緒

週刊はてなブログ編集部3年目。おおふじよしおと読みます。SF小説と京都が大好き。 築100年の京町屋をリノベーション中。インテリアや部屋紹介の記事をついつい読んでしまいます。

By 中村碧
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中村碧

2001年岐阜生まれ、京都の大学生です。規則正しい生活を心がけています。朝起きたらまずはじめに購読リストを確認しています。