『シン・エヴァ』を観る前に── TV版・旧劇・新劇『エヴァ』シリーズを振り返るピックアップ！

さらば、全てのエヴァンゲリオン。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』公式サイト

www.youtube.com

1995年に放送されたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』から25年余り、ついに2021年3月8日に公開が決定した『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』。ファンが長年待ち望んだ本作は『新劇場版』4部作を締めくくるものであると同時に、『エヴァ』シリーズの完結作であるとアナウンスされています。

この特集では、『シン・エヴァ』の公開に合わせて『TV版』『旧劇場版』『新劇場版（序・破・Q）』など、これまでの『エヴァ』を語るブログをピックアップしました。

『シン・エヴァ』を見る前の復習・見た後の振り返りに合わせて、ぜひご覧ください。

TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ

今回紹介したエントリー一覧

もっと読みたいエントリーの数々

TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』

言葉が過ぎるかもしれないけれど、やっぱりエヴァを楽しむならば14歳の頃に見る以外ないんじゃないかな？

ブログ「物語る亀」のカメ（id:monogatarukam）さんが、TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を自らの視点で解説するエントリー。制作当時の時代背景や各キャラクターの人物像を押さえながら、『エヴァ』という作品を見つめます。

blog.monogatarukame.net

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』

これはこの「AIR」だけでなく、「まごころを、君に」にも言えることなのですが、とにかくファンが「見たくないもの」を見せてくる。

TVシリーズ最終2話で描かれなかったもう1つの結末を映像化した『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』。いーちゃん（id:inosuken）さんは、25話『Air』、26話『まごころを、君に』の展開・演出を振り返りながら、本作が観客に突きつける「現実の世界」について記しています。

inosuken.hatenablog.com

新世紀エヴァンゲリオン劇場版　Air／まごころを、君に

発売日: 2019/08/01
メディア: Prime Video

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ

2009年にエヴァ破に熱狂したわたくしは、まさか2020年になっても新劇場版が完結していないとは想像もしていなかっただろう。

ねりま（id:AmberFeb）さんが2020年に劇場で『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を鑑賞した際につづったエントリー。『序』が公開された2007年から『シン・ゴジラ』『Q』を経て、庵野秀明監督が描く「個人」と「組織」に変化が生じていると語ります。

amberfeb.hatenablog.com

新劇場版の後に俺は、シンジは、庵野監督は何を見るのか。

俺は変わるぞ。お前はどうだ。
そう問われているような気がした。

『破』を鑑賞した当初、「突き放された」ような焦燥感を覚えたというalto（id:unsphered）さん。変化を突きつける新劇場版について、“これは、「現実の続き」で「夢の終わり」なんだ”とつづっています。

unsphered.hatenadiary.org

だが、旧劇場版をリアルタイムで観ていた人には、1997年から2012年という歳月を連想させるだろう。俺達の世界ではサードインパクトは起こらなかった。しかし“ロストジェネレーション”は起こった。

『ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q』を鑑賞したシロクマ（id:p_shirokuma）さんが公開当時の2012年に寄せたエントリー。『Q』に「不意を突かれた」というシロクマさんは、リアルタイムで『エヴァ』を経験してきた世代にとってこの作品は「再会」だと語り、同時にそうでない世代がこの作品をどう受け取るのかが気になるといいます。