お弁当の数だけ、思い出がある。
学校の教室で、会社のオフィスで、あるいはピクニックで食べたお弁当。
誰かに作ってもらったお弁当や、誰かに作ってあげたお弁当。
はてなブログでは、今週のお題「お弁当」として皆さんのお弁当にまつわる投稿を募集しました。今回はその中でも思い出がぎっしり詰まった素敵な「お弁当」の記事を紹介します。
「お弁当」と聞いてあなたは何を思い出しますか？
ある日ご飯がなかったのか、バターロールの中に納豆が入っていた
たよらこ（
id:tayorako）さんは小学生時代に持って行った一風変わったお弁当を思い出します。それはバターロールの中に納豆の入った、納豆パン！ 「料理が苦手な母が娘に少しでも食べるように考えたのだろうなぁと、それはわたしが息子の食べられるものを頑張って探していた日々と一緒なんだと気づきました」とつづります。
冬になると、教室の中には石炭で燃やすダルマストーブがありました
冬になるとダルマストーブを利用して弁当を温めていたことを語る hiroukamix（
id:hiroukamix）さん。当時の担任の先生がブリキの一斗缶を用意して、生徒の弁当を蒸していたとのこと。「いつもお弁当の匂いが教室中に漂って、食欲をそそっていました」と振り返ります。
父のお弁当はユニークで精一杯の愛情が詰まっていた
mikonacolon（
id:mikonacolon） さんは中学生の頃お父さんにお弁当を作ってもらっていたことを振り返ります。特にギョッとしたエピソードとして、おかずに魚肉ハムが入っていた時のことをつづり、「後にも先にも、お弁当であんなスリリングな体験をしたことはありません」と語ります。
「キャーッ‼ 何これ‼ コラーッ‼ いーぬーきー‼」
早弁が習慣化したクラスで高校生活を過ごしたという 天然！（
id:aki3nak）さんは、クラスメイトと犬貴（いぬき）と名付けた野良犬との思い出を振り返ります。早弁と犬貴にいったいどんな関係があるのでしょうか？ 思わず笑顔になってしまうエントリーです。
そんなことを考え始めると自分の横暴さが露呈すると共に母親への感謝がどんどん溢れてくる
高校生の頃、同級生が自分でお弁当を作ってきていることに驚いたことを思い出す 霧雨 夜（
id:lingaiziyrk）さん。「いつも朝はギリギリまで寝て、もう準備してあるお弁当袋を急いでカバンにしまって、ドタバタと家を出る私には想像もつかないことだった」とつづります。一人暮らしを始めて1カ月が経ち、より一層お母さんへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。
お弁当箱は相当な頻度で使うことになるので、お気に入りのものを使うようこだわってました
一人暮らしをきっかけに昼食にお弁当を持参するようになったと語るのは、usagipineapple（
id:usagipineapple）さん。うさぎ柄好きが高じて、弁当箱だけでなく、「お箸もうさぎ、お箸袋やお箸の箱もうさぎ、お弁当箱を入れる巾着的なものもうさぎ、お弁当箱にかけるゴムバンドもうさぎでした」とうさぎ柄でいっぱいのお弁当グッズを振り返ります。
現在は弁当を作ることはなくなったそうですが、「社会の片隅で必死で生きていた私の姿をいちばんよく覚えているのは、今も台所の片隅に眠るあのポールスミスのお弁当箱なんじゃないか」とお弁当箱に思いを馳せます。
今回紹介した記事はこちら！
今回紹介したのは、2021年4月23日から2021年4月30日にかけて募集した今週のお題「お弁当」に投稿されたエントリーの一部です。
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