2021.11.29(カネコアヤノと3拍子) - anomeno
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2021年11月29日、シンガーソングライター・カネコアヤノさんによるライブ公演「カネコアヤノ 日本武道館ワンマンショー 2021」が行われました。
時に天衣無縫とも評される歌声や、「生々しい」ともいわれる楽曲が話題を呼ぶ彼女にとって初の武道館公演。はてなブログに投稿された感想をピックアップしてご紹介します。
アンコールでの演出。
人生のハイライトとして死ぬ前に思い出す景色
『アーケード』のイントロのあの一瞬、武道館の客電が一気に点いて真っ白になる瞬間。マスクをつけた知らない人だらけなのに、その顔が見えた瞬間の気持ちの昂りと幸福感を自分は忘れられない。冗談抜きで自分の人生のハイライトとして死ぬ前に思い出す景色だと思う。
「カネコアヤノの歌唱と3拍子の組み合わせは本当に解放的」と語る id:moire_xxx さん。最後の曲『アーケード』が始まった瞬間の演出は「冗談抜きで自分の人生のハイライトとして死ぬ前に思い出す景色」だといいます。
同じ場所に集まり、同じ音楽を体感することの幸せ
あんなに幸せと興奮を一気に感じたことは初めてだった。まだまだ制限の中ではあるけど、同じ場所に集まり、同じ音楽を体感することの幸せをこれでもかと感じて胸がいっぱいになってしまった。
ステージの真後ろの席からライブを観た chagi (id:cha_gi)さん。客席の照明を点灯させる演出と、観客の反応を目の当たりにした感想をつづります。
カネコアヤノの魅力
「大変なこともあるけど、今日も明日も生きていくこと、それは正しいです」と言い切れる力。
仕事のストレスを発散させる術を知らない私が(そもそもストレスは発散できないですよね?)、どうにか社会人二年目を生きてこれたのは、イライラを抱えた帰社中の夜道に彼女の音楽を聴いて、「まあ、だいじょぶっぽい」とか「どうでもいいや~」と思えてきたからです。
よかったー、仕事頑張ってきてて。しんどいと思ってたのは、それなりに真面目にやってたからなのかなとも思ったり。そう思える機会を大事にしたい、なるべく作っていきたい。
普段ストレスを感じるときにも、カネコアヤノさんの音楽を聴いて救われてきたという id:suzunoha1997 さん。この気持ちは、カネコアヤノさんとの対談でKID FRESINOが語った言葉とも通じるといいます。
「ミモザがゆれる! 声がでっかくて会場吹き飛ぶかと思った」
走って席に着く ステージ目の前だった 暗くなって灯りがともる 現れたのは光だった ミモザがゆれる! 声がでっかくて会場吹き飛ぶかと思った かっこいい 生きて存在して歌ってくれてありがとう 祝日は優しくて、涙が滲んで眼鏡がベタベタになった
武道館へ向かう都営新宿線に乗って、同じ電車で通勤していた新卒のころを思い出したという id:a_______oeoeo さん。当時カネコアヤノさんの良さをわかってくれなかった上司に対して「あいつらに見せてやりたい」というライブを楽しみました。
ずっとこの音の中に居たい!って思った。
林くんのお決まりの曲終わりギターソロタイム、観てきた中で一番素晴らしかったですね。武道館がやっぱり本人達にとっても特別なんだって林くんのギターを見て聴いて実感した。ずっとこの音の中に居たい!って思った。
「今年に入ってカネコアヤノのライブは4回見たんだけどやっぱり一番感慨深いものがありました」と語る id:wc723 さん。メンバーの演奏から、武道館でライブをすることの特別感を受け取りました。