本棚がなくても「本棚の中身」
持ち主の好きなものや興味のあることがたっぷり詰まった本棚。そんな本棚の中身を眺めることで、にじみ出るその人らしさや意外な一面が分かって楽しいはず! そこで今週は「本棚の中身」をテーマに皆さんの投稿を募集しました。
書籍であふれかえる本棚や整理の行き届いた本棚、本ではないものが収納されている本棚まで。皆さんの「本棚の中身」を眺めて楽しくなった週ブロ編集部がいつもより多めの14記事をピックアップして紹介します。
本棚に収まりきらない
断捨離でだいぶ少なくなった
「わたしの場合、本棚はほとんど本棚の体をなしていない」という franciscocity(id:zocalo)さんは、およそ10年前と現在の本棚を比べて記事にしています。本棚に収まりきらず、積み重ねられた本も「本棚の中身」です。
引用した写真は「本棚の中身を廊下にぶちまけたとき」のもの。床が見えなくなるほど大量の本に圧倒されます......。
棚がなくても「本棚」
定期的に本棚の写真を撮っているという id:zzzz777 さん。学生時代から上京することになった現在まで、5年間の本棚の変遷を紹介しています。数年でがらりと変わっていく本棚の中身から、zzzz777 さんの関心事の移り変わりを感じられます。
今はドミトリーで暮らしているため本棚はないとのこと。しかし本が積み重ねられ、棚のない本棚が生まれつつあるようです。
所有するのが好き
本を所有するのが好きだと語る id:ouchisumikae さんですが、昨年の引っ越しをきっかけに本や書架を処分しなければならなくなったといいます。「何十年も昔に好きで何回も繰り返して読んだ本たちはなかなか処分できない」とつづり、選び抜かれた本がずらりと並んだ本棚の中身を紹介しています。
とはいえ引っ越しから1年経過した今でも本棚に収まりきらない文庫本があるようです。
本棚に収まりきる
増設に増設を重ねて
隙間を探すのが難しい 水森千十(id:k-emu)さんの本棚。ポケコンやアマチュア無線にまつわる本や、かつて趣味だったという懸賞ハガキの公募ガイド、カセットテープの詰め込まれたティッシュの箱などあらゆるものが本棚に詰め込まれています。
記事のあちこちに登場する「手作りの本棚」が、本が収納できなければ収納場所を増やせばいいのだと語りかけてくるよう。「断捨離は、はるか彼方です」と締めくくりました。
本棚が好き
本棚の前で背中を丸めて読むのが好き
本棚の上に付けられたスポットライトと相まって、そこが世界の中心で、漫画や本の世界により没頭できるような気がしていた
本棚の前で背中を丸めて読むのが好き - ネコミミにひかりあれ
何十年前のこと「本棚の前に置いた小さい椅子に座って読むのがすごく好きだった」と id:necomimii さんは語ります。今でも本棚の前で縮こまって読書をすると没頭できる気がするのだとか。たしかにわたしも本棚の前で本を読むことが多いです!
何度も読んだ本や友人の作ったフリーペーパー、大量の手帳やメモなどを手に取り、コメントを添えています。
唯一無二の本棚がある
自分の本棚を眺めていると、あたりまえだけど「好きな本ばっかりじゃん……」とうれしくなりますね。そしておそらくまったく同じ本棚はこの世に存在しないのだなあということも考えると、なんだかしみじみ。
自分の本棚、好きな本しかない - 今日もめくるめかない日
最近本棚の整理をして、著者の名前順から版元別に並び替えたという 村崎(id:mrsk_ntk)さん。出版社ごとだと背表紙のデザインがそろって気持ちが良いですよね。
十数年の付き合いだという本や「独特の無敵感がある」というデビュー作、ずっと手放せない漫画について記しています。
中身を知っているはずなのに、わくわくする
好きな本ばかりで、本棚を開くと中身を知っているはずなのに、ちょっとわくわくします。
自販機くらいの本棚 - ラーディックスの底
深縹あき(id:khnda0s)さんは家に一つある「自販機くらいの本棚」の中身の一部をブログで取り上げています。
本棚がいっぱいになってきたため最近は電子書籍を購入することの方が多いと語り、だからこそ紙の本はじっくり考えて買うようにしているといいます。
本が合流する
本棚を眺めていると、これまでの人生で何にはまったか、興味をもったかが思い出されて、自分自身を反映しているようで面白い。読まないでただ眺めたり、適当に手に取ってページをぱらぱらめくるだけで楽しい。
本が合流する - 緋綸子の雑記帳
「私がこれまで買ってきた本は、両親のいる実家、弟宅、私の家に分散されていた」と書き出す 緋綸子(id:hirinzu)さん。これまで点在していた 緋綸子 さんの蔵書が自身の本棚に「合流」しつつあるようです。
特化型の本棚
絵本
絵本がぎっしり詰まっている まる(id:akayamaqueen)さんの本棚。子どもの好きだった本はどうしても処分できないのだと語っています。
歌舞伎のパンフレット
幼いころから歌舞伎を観るのが好きだったという ちぃこ(id:Chi1ko)さんの本棚には歌舞伎のパンフレットでいっぱい。読み返すと当時の記憶がよみがえるのだとか。
鉄道の雑誌
韓隅錦矢(id:kiha-gojusan-hyakusan)さんの寝床にある本棚には鉄道にまつわる雑誌がずらりと並んでいます。
本棚の中身は本だけじゃない
自分の好きなものだけの世界
思い付きだけで動いた旅行先、ふらっと寄った水族館や美術館、富士山に登った時の記念品、好きなキャラクターのグッズをネットで取り寄せるetc…。
カラーボックス上の世界 - ただのモノローグ
上京のタイミングで購入したカラーボックスに小説やエッセイ、漫画を収納しているという バンドー(id:Abraham-Anaconda)さん。上部のスペースにはイベントで買ったグッズや旅行先で手に入れた雑貨などが並べられており、「我が家でいちばん華やかな部分」と表現しています。
「限定Blu-rayボックスは大抵デカくて場所を取る」
一人暮らしを始める際に実家から大量の本を持ってきたという id:naw0t0 さんは、漫画を収納したりフィギュアを飾ったりしている棚を紹介しています。「天井に届く高さで屹立するウォールシェルフに書籍を並べればペイロードも増すのだが、僕は主にブルーレイを収納しているので無理なのだ」と収納スペースに困っていることを語っています。
ゲームボーイコーナーあります
他人の本棚って見るの面白いですよね。本棚を見ればその人がどんな人がなんとなく分かったり、こういうのが好きなのかって分かったりしますよね。知らない本で面白そうな本を発見することもあるかもしれませんね。
最近の本棚の状況 - たらふく。
たらこ(id:Tarax)さんの本棚には仕事に関係する書籍のほかに、かわいらしいぬいぐるみが詰まっていたり「ゲームボーイコーナー」があったりします。
ちなみにアイキャッチの写真はこの記事を執筆している週ブロ編集部・中村の「本棚の中身」です。今回紹介したはてなブロガーの皆さんも「本棚を紹介するのは恥ずかしい」と語っていましたが、たしかに本棚を見られると自分自身をのぞき込まれているような気がして恥ずかしくなります......。
そんな気恥ずかしい気持ちを乗り越えて「本棚の中身」について投稿してくださりありがとうございました。どの記事もとても楽しいものばかりでした! また今週のお題へ投稿してくださるとうれしいです。
今回紹介したのは、2022年6月10日から2022年6月24日にかけて募集した今週のお題「本棚の中身」に投稿されたエントリーの一部です。あなたの「本棚の中身」についてブログで語ってみませんか?
新しい「今週のお題」にもエントリーが続々寄せられています。今週のお題、テーマはなんでしょう? ぜひチェックしてみてください。
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中村碧
2001年岐阜生まれ、京都の大学生です。規則正しい生活を心がけています。朝起きたらまずはじめに購読リストを確認しています。