
アルファはてなブロガーのエントリー集めました
第95回アカデミー賞にて、最多7冠を受賞したことや、主演の「ミシェル・ヨー」がアジア人初の主演女優賞を受賞したことで一躍話題となった、映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(Everything Everywhere All at Once)(通称:エブエブ)』。
日本でも2023年3月3日に公開となったこの映画ですが……とにかく観た人によって感想が違う!
「涙が止まらなかった」と大絶賛する人もいれば、「自分には合わなかった」という意見の人もいるところに、この映画の魅力が隠されているのではないかと思いました。
そこで今回は、はてなブログに投稿された、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』に関する記事を集めました!
- ここまでやっちゃっていいんだ! ヤッター
- エブエブはハンバーグ!
- 物語の最後が“愛”で落ち着いてしまったのが少し残念
- さまざまな選択をした現実世界での3年を思い出す
- キー・ホイ・クァンへの愛をつづる!
- 「人生」についての自分の価値観を否定されなかったのが嬉しかった
- もっと読みたい!「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」に関するブログ
- 映画に関するグループに参加してみませんか?
- はてなブログで話題になっているモノ・ヒト・コトを募集しています
- 今回紹介したブログ
ここまでやっちゃっていいんだ! ヤッター
全体通して5パーしか理解できなかったがなぜか岩の世界のシーンでの「捕まえちゃお!」がかなり感動した。
トイストーリーツーぶりの映画館 - ゴムボート
エブエブを称賛している人の感想で多く見られたのは、「何がなんだかわからなかったけれど、とにかく感動した」というような言葉。
id:araihama さんも、全体のほんの一部しか理解はできなかったものの、この映画の中でも屈指のキーポイントとなる「岩の世界のシーン」でかなり感動したとつづります。
また、「面白かったというより、ここまでやってええんやね!ヤッターと嬉しくなった」との感想を述べました。
エブエブはハンバーグ!
MCUのマルチバースがステーキだとしたら、今作はハンバーグみたいなモノなんですよ。
映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」ネタバレあり感想解説と評価 ハンバーグをひたすら練ってるの見てて面白いですか? - Machinakaの日記
『マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)』が、何をやっているかが単純明快でイメージしやすい「ステーキ」だとすると、この『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は、ハンバーグだ! と、独特の表現で語るのは id:Machinaka さん。
最初は面白いとは思わないどころか、ワクワクしないし頭が混乱する、ついには「俺はステーキみたいな映画が見たいんだよ」と願っていたといいますが、なぜか途中から涙が止まらなくなったといいます。
泣いた理由については「自分でもよくわからない」といい、エブエブというハンバーグが「あまりに美味しかったので、どうやって作ってるのか気になって気になって仕方がない状態が今なんです」と記しました。
物語の最後が“愛”で落ち着いてしまったのが少し残念
設定はとても魅力的だったものの、物語がどんどん進んでいくにつれて失速し、結局最後はやはり(家族)愛で落ち着いてしまったのが少し残念な作品だった。つまらない作品とは言わないものの、もう少し頑張ってもらえれば傑作になったのにという思いが拭いきれなかった。
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」感想:設定は良いものの。。。 - 本やらなんやらの感想置き場
うずまき (id:spaceplace) さんは、本作のわちゃわちゃとした設定が魅力的だったからこそ、物語が“愛”というよくあるテーマに落ち着いてしまったことに残念だと思ったといいます。
鑑賞していてわくわくした点や、「物語の本筋に必要か?」と思ったシーンについても意見を述べ、エントリーの最後を「間違いなく見て良かったと思える作品だったが、釈然とした気持ちが拭いきれない一作でもあった」という言葉で締めました。
さまざまな選択をした現実世界での3年を思い出す
そういった時代で、このようにあのとき選び取らなかった未来たちから能力だけ借りてきて、未知で無数の選択肢を操る自分の娘と対峙するーーーーっていう話を映画化する。今がベストだったと思う。
everything everywhere all at once - ひとり相撲
「こうだったかもしれない自分」たちに触れるマルチバース形式を用いた物語を見て、この3年の間に現実の世界で起こったことに思いをはせたのは 藤 (id:TOBIDASE) さん。
新型コロナウィルスという未知のウイルスとともにあったこの数年間のことを「逆説的にかなり意識的に自分で人生を選びとっている感覚がある3年間だったと思う」と記した上で、コロナに感染して亡くなってしまった祖母のことについても考えたといいます。
そんな時代だからこそ、このような物語を映画化するのは今がベストだったと思うと意見を述べた上で、「あり得た世界、選ばなかった自分、それでもだからこそやれることがある、っていうのは救いです」と思いをつづりました。
キー・ホイ・クァンへの愛をつづる!
世界には様々な可能性がある一方、生きることができるのは選んだ今だけであるいう事実は、時に残酷でもある。
でもそんな中で、すべてをひっくるめるような「優しくしようよ」と言うウェイモンド(キー・ホイ・クァン)の言葉で
自分の中のキー・ホイ・クァンにまつわる様々な思い出も(薄情なファンであるという思いも)バッと蘇って祝福されたような、そんな気持ちになりました。「愛は負けるが親切は勝つ」 - イチニクス遊覧日記
「次はエブエブで会おう」という約束をしていたご友人と一緒に映画を観てきたという id:ichinicsさん。今回の映画を楽しみにしていた理由のトップに、小学生のころ映画「グーニーズ」を観てファンになったキー・ホイ・クァンが出演していたことがあるといいます。
小学生時代のアイドルといえばマイケル・J・フォックスとキー・ホイ・クァンだったという id:ichinics さん。彼がこの作品にかけた思いを知った上で観たこの映画では、彼が演じるキャラクター「ウェイモンド」が期待以上に素晴らしいことに随所で涙してしまったと書き記しました。
「人生」についての自分の価値観を否定されなかったのが嬉しかった
物語の終盤、主人公エブリンの娘、ジョイが「人生の中で価値のある時間なんて少ししかない」と言うシーンが印象に残った。ま〜〜じでそれな!と激しく同意して、どう続くんだろうと観ていたら、エブリンが「だから大切にする」と言って、ボロッボロに泣いた。
ジョイの言うこと否定せず、むしろ肯定していて、ありえないほど泣いた。
エブエブ感想 - nmkaji感想祭
最後に紹介するのは、物語終盤のシーンで泣いてしまったという id:nmkaji さん のエントリー。
今まで周りの人やコンテンツから「人生とは素晴らしいもの」という価値観を押し付けられることが多かったと述べる id:nmkaji さん。
そのため「ずっと生きてきた中で思ってきた『価値のある時間なんて少ししかない』という考えをこの作品に否定されなかったのがすごく嬉しかった」といいます。
もっと読みたい!「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」に関するブログ
まだまだあります「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」に関するエントリー! 上記では紹介しきれなかった記事をリストアップしました。
EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCEを観てマルチバースの門を叩きし者。 - 性格の悪そうなBLOG
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を観た - トムジィの日常雑記
【2023年作品賞】『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』感想 アカデミー賞の作品賞受賞に全面的に納得して帰宅しました。 - たま欄
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス【映画・感想】わたしとあなたと、わたし「たち」の宇宙(5.0) - ファンタスティック映画主婦
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス - ガチラノ
考えるな、感じろ - 参上ルルのブログ
Everything Everywhere All at Onceと銀河ヒッチハイク・ガイド - 河島えみのブログ
見る人によって感じ方が大きく異なりそうな『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』。
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また、画像素材の利用についてはこちらの記事をご確認ください。
blog.hatenablog.com
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藤野在紗
1991年生まれ。ライター 兼 シナリオライター 兼 一児の母です。ハロプロと深夜ラジオと寿司が好き。インターネットのやりすぎで常に眼精疲労と肩こりがひどいです。